先週の土曜日10月18日にコムズで行われた、
「第4回―語り伝えたい―美しい日本語暗唱コンテスト」のようすをお伝えします。
今回が4回目となるこのコンテストは、
優れた文学作品や落語、民話などを4分以内で暗唱し、その表現力を競うものです。
愛光中学校は、第1回から出場していますが、
中学校の部の出場者は、一昨年が12、昨年が20、そして今年は42となり、
年々レベルが上がっています。
今日は去る9月27日に行われた一次審査を通過した16組が出場しました。
本校からは高岡瞳さん(中1c)の、吉野弘の詩『奈々子に』『一枚の写真』の暗唱。
娘にそそぐ父の愛情を、受け止める娘の側からしっとりと語りました。
小澤優己介君(中3a)・崎山貴文君(中3a)・松林篤史君(中3a)・粟木一輝君(中3b)・木村一皓君(中3d)の『平家物語』「扇の的」の群読。
男声の重厚な、またつややかな声で、場面によって読み方にも変化をつけていました。
どの出場者も一次審査のときよりまたうまくなって、大変聞き応えがありました。
『平家物語』は会長賞に選ばれました。