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チュータ日誌

2008年11月アーカイブ

紙から薪に火をつけ,そして「チュウカイ」と呼ばれる握りこぶしほどの石炭に火を移し,その上に粉炭を置くのであるが,この薪の代わりに「松かさ」を使うと,うまく火をつけやすいということが経験から分かった。そこで,この「松かさ」を取るために,友人とよく山に入った。ある時,お宮の境内の松の枝をゆすって「松かさ」を落としていた時に,宮司から枝を痛めるから止めるようにと厳しく注意をされたこともあった。

 また,食事の後片付けはわたしの仕事で,食器を洗う冷たい水で手がしびれたことが懐かしい思い出の一つである。

 更に,新聞配達を小学校の4年生から中学2年まで5年間続けたが,昔は休刊日などなかったので,1年中配達をしたような気がする。この経験が,今の「続いてこそ道」とわたしが好んで使う言葉のよりどころとなっている。

このように,生まれてから小学生の間は食事の内容がまともでなかったことと家事などの仕事が多かったことが,身長もさほど伸びず,体重も大きく増加することがなかった原因であったと勝手に解釈しているのである。しかし,よく考えてみると,このおかげで現在,元気でいられるのかもしれない。体重が少ない分,摂取する食事の量も少なくてすむ。そして,フットワークも「チュータ」というニックネームにぴったりの軽快な()ものとなっているのではないかと,自分では思っている。

ところが,先日,体重計に乗ってびっくりした。49キロを超えていたのである。校内巡回や寮訪問をして,結構動き回っているつもりであったのだが,まだまだ仕事量が十分ではないのか。ただ,最近,午後8時を過ぎて夕食をとることが多くなったことも原因の一つではないかと思っている。いずれにしても,心身ともに健康であることが,仕事に向かうことのできる最高の条件と言えよう。現在,健康であることに感謝し,今後も自分に与えられた仕事を「勇み心」を持って遂行したい。

第2学期期末考査・終業式

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 第2学期期末考査の最後の試験が終わり,終業式を行うために全校生徒が体育館に集まりました。

期末試験中の夕方

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試験中は下校時間が4時45分になります。
その時間帯に高3の廊下付近を歩いてみました。

期末考査半ば

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 二学期の期末考査はあと二日。テスト終了後の校内を歩いてみました。
昨日の「チュータ日誌」でも触れましたが、今日から全学年で期末考査が始まりました。

STOCKリーグ(高1現代社会の授業)

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今日から高校生は期末考査が始まっています。
中学生は明日から期末考査が始まります。

「体重の変化を観察することは,健康管理の一つの方法である。」ということで,入浴の際に体重計に乗ることがある。

 わたしは,ここ20年くらいの間,47キロ前後で体重が推移している。何かの会合で他の先生方やご父母と食事を共にするとき,体重のことによく触れてきた。47キロだとわたしが言うと,相手は「うらやましい。」という言葉で反応することが多い。しかし,わたしの体重にはわけがある。

 先日,高2生を対象にホアン理事長の講話があった。理事長の講話を聞く機会は高校生になると滅多にないことで,高2生にとっては貴重な体験であった。

 その際,理事長からわたくしにも話をするようにとのことで,理事長に続いて少し話をさせてもらった。

 この話の中で,わたしは自分の少年時代の話をした。現在と何が大きく違うかということが分かれば,先ほどの47キロの話が理解してもらえるのではないかと思う。

 最も大きく異なるのは,食糧事情である。わたしは,戦後間もない昭和22年の生まれで,しかも誕生の地が瀬戸内海の興居島(ごごしま)であったこともあって,少なくとも幼少から小学生の間は,まともな食べ物はなかった。牛乳は病人の飲み物であったし,バナナなどは輸入品ということもあって,口に入れたことがない。麦飯の弁当がすべて米飯の弁当になったのは中学になってからであったと記憶している。漬物の白菜だけをおかずにして食事をしたことがよくあった。家族用の一皿の白菜の漬物を平らげてしまって,よく母親に叱られたものである。その当時,芋粥などは御馳走であった。

 家の手伝いは,今考えてもよくやったと思っている。家が散髪屋であったため,ボイラーやストーブに火を入れるのは,長男であるわたしの役目であった。当時は石炭を利用していたが,この石炭に火をつけるのに,かなり苦労した。石炭に火がつかないために,手や顔を真っ黒にしながら,最初から火をつけ直したことが何度あったことか。「ボイラーマン」と家族から呼ばれ,いつの間にか,ボイラーやストーブに火を入れる名手()になっていた。


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昨日の「物故者追悼式」です。司式者はホアン理事長でした。
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司祭による献花。

学園関係物故者追悼式

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本日は,45分授業として,午後1時10分から「学園関係物故者追悼式」が行われました。
 もう3週間前になってしまいましたが、先週の続きで、中3研修旅行の写真から選んで紹介します。

うどん調理中

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 昨日の調理実習、中3b組(担任:竹内聡先生)の家庭科室でのようすです。
今日、中3の家庭科(担当:山下こずえ先生)は調理実習を行ったようです。

愛光読書の会

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「寮日誌」で活躍中の大類隆明先生(国語科)が「チュータ日誌」に記事と写真を提供してくれました。

11月のグランド

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 だいぶ冷えてきました。

雨が落ちてこないうちに、グランドを周って来ましょう。

今年も11月13日()の参観日に,中1生による合唱コンクールが行われた。ご父母の参観を考慮し,時間割を変更して6,7時限目に体育館で実施された。

各クラスの担任と音楽担当の小田倫史先生の指導のもと,何週間かにわたって練習を積み重ねた成果を発表する,中1生恒例の行事である。

学年主任の重川綾子先生から,審査員の依頼があったので,いつものように,簡単に「いいですよ。」と引き受けた。

わたしは,週に8時間,中1の英語を担当している。どうやら,愛媛県内には,校長が授業を担当している学校はないとのことで,入試説明会でも,このことに必ず触れることにしている。そして,「校長みずから授業をするのは,教員のいのちである授業を大切にしてほしいと思うからであります。」と宣言している。

授業日は火曜日と木曜日で,この参観日はわたしの授業担当日になっていた。わたしは,ずっと以前から参観日を楽しみにしている。それは,ご父母に参観していただくと,やる気が増幅するからである。1,2,3,5時限目に授業を行い,6,7時限目が合唱コンクールで,そして,その後もオーストラリア語学研修のご父母向け説明会に参加し,挨拶をさせてもらった。

まさしく,この日は「チュータ」というニックネームどおり,こまねずみのように動き回った一日であった。

今年の合唱コンクールは,どのクラスともレベルが高いと小田先生から前もって聞いていたので,大いに楽しみにしていた。

合唱コンクールの発表会が始まった。各クラス,課題曲と自由曲の2曲を発表する。最初はc組であった。男子生徒の声が体育館に響き,ソプラノも負けずについていっているとわたしには聞こえた。4クラスの発表が終わって,確かに小田先生が言った通り差があまりないように思われた。

結局,最初に響いた男子生徒の声の印象が強く,わずかの差でc組がトップというのがわたしの採点であった。4人の採点者の合計でも,やはりc組がトップとなった。しかし,どのクラスに優勝の賞状が渡されても不思議ではない出来映えであった。

毎年,生徒たちが合唱する姿を見て,つい感動の涙を流してしまう。今年も例外ではなかった。懸命に歌っている生徒の姿とハーモニーを耳にすると,自然に涙が出てくるのである。

学問,道徳,芸術,宗教,身体,生活,この人間の文化の6分野すべてが,教養人育成のために必要であることを中1の生徒たちが理解するには,もう少し年月が必要なのかもしれない。しかし,大学入試に直接には役に立たないと思われるこのような芸術の分野を大切にする精神性を重んじることが教育においては重要ではないかと思われる。



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合唱コンクールの様子です。
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当日のプログラム。
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当日は多くの保護者が参観していました。

研修旅行ストーリー 番外編1

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 54期中3研修旅行が終わって、早2週間が経ってしまいました。

 昨日放課後、来年度高Ⅰオーストラリア語学研修の保護者向け説明会が大会議室で行われました。

中1 校内合唱コンクール

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 穏やかな日和の参観日になりました。

高1E組(外進生)の英語の授業

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今日は高1E組の授業の様子を紹介します。
先々週の土曜日(11/1)に、中2生対象に「プロテインアイランド松山」というイベントが行われました。

研修旅行ストーリー 2

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 中3は、先週の火曜日(4日)研修旅行から帰ったばかりで特別時間割でしたので、今日3教科テストを行っています。

 

 

今年の入試説明会は,10月11日()の岡山・北九州を皮切りに,広島,福岡,大阪,名古屋,徳島,東京,高松で実施され,11月2日()の高知が締めくくりとなった。当然,11月8日()の学校説明会が入試説明会の集大成となることは言うまでもない。

わたしも,学校の責任者としていくつかの入試説明会に参加したが,どの会場でも,本校のご父母の尽力のおかげで,この入試説明会が滞りなく開催されていることがよく分かる。

ご父母は自分たちの苦労について,ほとんど語ることはないが,説明会の準備には,約3か月を要しているのではないかと想像している。

受付,問題集の販売,会場のセッティング,司会,寮生父母としての全体へのスピーチ,アンケート用紙の回収など,1時間前の受付から始まり,約2時間にわたる説明会の進行を担当してくださる。

説明会の構成は,最初,管理職が40分間,学園の教育方針を話し,その後,総務部長あるいは総務部のメンバーがスライドを用いて学校の施設,寮施設や生徒の様子を紹介する。途中,寮生の保護者代表2名によるスピーチがある。

わたしは,この寮生のご父母の話に心を打たれることが多い。中1あるいは高1の親としてどのような気持ちで子どもを送り出したか。最初は寂しさのあまり,毎日,電話をするのだが,5月の連休あるいは夏休みが終わると,電話の回数が少なくなるとか,帰省すると家族に優しい言葉をかけてくれるなど,寮生を持つ親の気持ちがストレートに伝わってくる。そして,心配なこともあるが,子どもに寮生活をおくらせてよかったという言葉を聞くと,本当にうれしい。

ご父母の感謝の言葉を聞くと,帰ってまた寮生の面談を続けなければという強い気持ちが湧いてくるのである。現在,高3生の面談が終わり,高2生の面談に入っているが,聖ドミニコ寮の高2生の面談も先週で終了した。今週からトマス高校棟にいる高2生の面談に入りたいと考えている。15分~20分の面談では大した話はできないかもしれないが,生徒たちの次へのやる気に繋がってくれることを期待して面談を続けたい。

中1遠足1.JPG
先々週の中1遠足の写真を掲載します。以前にHPで掲載しましたが、中1は内子・五十崎に遠足に行きました。
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凧揚げは楽しかったようです。
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学校説明会

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 本日、本校にて学校説明会が開催されました。

学校説明会 会場設営

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 明日8日(土)、本校にて学校説明会が開催されます。

中3研修旅行ストーリー 1

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 10月29日(水)~11月1日(土)の研修旅行、大量の写真はイベントアルバムにアップしますが、

行程がわかるように「研修旅行ストーリー」と題して、抜粋をお届けします。

 

 

中2秋の遠足

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先週の木曜日(10/30)に行われた中2の遠足の様子を紹介します。

(中1は先週のチュータ日誌で報告しました)

今日は学年ごとに異なるテストが行われています。

この学校でも4時間くらいかけて施設や教室の設備を見学した。サオ・パウロスクールもRosaryhill Schoolと同じく,幼稚園から高校の生徒たちが在籍している。教室を訪問すると,幼稚園から高校のすべての教室にプロジェクター,スクリーン,パソコンが設置されている。もちろん,理科の実験室,美術室など,本校で言えば特別教棟のどの教室にも,プロジェクター,スクリーン,パソコンが設置されている。また,約50人が利用できるコンピューター室が6室あり,職員室では各教員がノートパソコンを所持しており,学校全体では800台のパソコンが設置されている。教科書は教員が自分たちで作成するということで,パソコンを操作できないと仕事ができない仕組みになっている。

また,音楽室には移動式の椅子が設置されており,父母がカラオケを楽しむこともできるという。ついでながら,父母の授業参観はいつでも可能で,授業に参加することもできるとのことである。

テレビ番組を制作できる部屋もあり,施設的には恵まれた学校であることがよく分かった。アレハンドロ神父様は,敷地面積では愛光にはかなわないが,設備では負けていないと語っていた。

校長のアレハンドロ神父様は,授業を受けるのは生徒たちだから,授業が良くないと生徒たちから指摘される教員には仕事を続けてもらいたくないと語っていたが,生徒にも厳しい要求をするのと同様,教員にも厳しい要求をする学校であることが分かった。

また,Rosaryhill Schoolと同様,サオ・パウロスクールも,カトリック学校の雰囲気を出すために絵画や写真,そして彫刻,展示物など,様々な工夫が施されていた。

学校見学を終えた後,せっかくの機会だからということで,アレハンドロ神父様がカジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾート」に案内してくださった。もちろん,神父様は賭け事はなさらない。わたしたちは広大な屋内を見て回るだけであったが,施設の内部の素晴らしさに圧倒されてしまった。夕食はそれぞれが選ぶということで,わたしは店員が日本の居酒屋の店員とそっくりの服装をしている店で「焼きうどん」を注文した。店員の姿を見ると日本人のように思えたので,日本語を話すことのできる店員がいるかどうか質問したら,一人もいないという返事であった。

午後9時30分発の高速船でマカオ港から香港へと向かった。香港,マカオでは出発,到着のたびにパスポートと簡単な書類を提示してチェックを受けなければならない。

翌日は6時にホテルを出発した。出発の際にも出迎えてくださった方のお世話になった。香港国際空港に到着してカウンターに進むと長蛇の列ができている。ノースウエストのチェックインは自動チェックインになっていることに気付いていなかったので,見送りに来てくださった方に迷惑をかけてしまった。しかもゲートに到着してびっくりしたことは,出発時間が20分早くなっていたのである。

こうして無事,成田に到着し,羽田を経由して松山に到着したのは9月25日の午後9時であった。

今回の旅は,外国,特に聖ドミニコ会が経営する外国の学校を訪問できたことに意味があると考えている。この3校が互いに情報交換をし,より良い学校に変化していくことが大切なことであろうと述べて,学校訪問の報告を終えることにする。



幼稚園の教室とアレハンドロ神父様P1000207.JPG
幼稚園の教室。左はアレハンドロ神父様です。
サオ・パウロスクールの情報実習室P1000257.JPG
サオパウロハイスクールの情報実習室。
生徒会のメンバーと記念品交換P1000200.JPG
生徒会のメンバーと記念品交換。
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放課後の様子です。

自然探求部+中3研修旅行

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愛光にはさまざな部活動があり、各部熱心に活動しています。

自然探求部は熱心に、かつ独自の活動を行っています。


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