この週末は、ずいぶん冷え込みました。
一昨日、土曜日の午後の図書館のようすをお伝えしましょう。
一階では、中高合同読書会が開かれていました。
今回は山田詠美の「眠れる分度器」です。
自分たちと同世代、しかしずいぶん違う生活の主人公に、何を感じるのでしょうか。
司会の高Ⅱ西岡響君(中央後ろ向き)は、事前に入念な準備をしていた甲斐あって、
進行もうまくいき、いろいろな意見を引き出せたようです。
図書館には近代文学の復刻版も並んでいます。手に取ると、出版された頃の空気を感じることができます。
ガラスケースの中に、寺山修司の色紙や志賀直哉の原稿のコピーも展示されています。
机に向かっている姿や、一筆を頼まれたときの応答ぶりが想像されます。
図書館二階では、数学研究会。
部屋の外まで松本且久先生の熱い語りが聞えてきて、中に入るタイミングがなかなか
つかめませんでした。
中1生も大健闘。 持てる知識で考えていけるようです。
こういう研究会に参加して、自分の興味あることを深めていこうとする生徒たちがいるということは
頼もしいかぎりです。