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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第257回(修学旅行(1))

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修学旅行の目的地を北海道にしたのは31期生が高2のときであったと聞いている。したがってわたしは33期生,35期生,42期生,51期生,52期生,53期生と一緒に北海道を訪問したことになる。

 最初の頃の訪問地は道南で,先ず,函館空港に入り,その後洞爺湖を訪れたことが記憶に残っている。33期生,35期生,42期生とバスで函館山に登り,生徒と共に眺めたあの夜景は忘れがたいものがあった。

 函館山には霧がかかって夜景が見えなくなることがよくあると聞いていたが,33期,35期,42期の3回においては,霧は全くなく,素晴らしい夜景を堪能することができた。

 また,洞爺湖のホテルで,屋上の露天風呂に生徒とともにつかり,暮れゆく湖と羊蹄山の素晴らしいコントラストを眺めながら,うっとりとしたことがいまだに心に残っている。そう言えば,湖畔での花火大会は今でも続いているのであろうか。

 44期生からコースを道央に変更し,自然体験型の研修を取り入れることになった。その後,少しずつ変更を加えながら,現在の旅程に至った。

 体験型と言えば,前任校では,中学3年生の旅行を「鍛錬旅行」と呼び,青森の八甲田山を縦走したことが記憶にある。このときは,酸ヶ湯温泉で風呂の木枠に生徒たちとともに座り,男声2部合唱で10曲ほど合唱したことが強烈な思い出として残っている。この温泉が混浴で,たまたま,生徒たちの素晴らしい合唱を耳にした女性のお年寄りたちが,ぜひ歌声を聞かせてほしいと入場を要望した。係員が都会の男の子たちが恥ずかしがるからという理由で入場をお断りしたというエピソードが残っている。

 話を本校の修学旅行に戻して,今年,53期生と共に訪れた北海道の旅を振り返ってみたい。

611日,出発集合は午前630分,普段の登校時間と比べると,約1時間半も早い。全員揃って定刻に学校をスタートした。空港に集合する生徒と合流,松山空港から羽田を経由して旭川の空港に到着し,「旭川ラベンダーヒルズ」に向かった。昼食は「いくら丼」と「シャケフレーク丼」のどちらかを選択し,食べ放題であった。男子生徒はとにかくよく食べる。おかわりの列ができていた。わたしの記憶では「いくら丼」5杯が今までの最高記録である。昼食後,最初の訪問地「黒岳」に向かった。残念ながら雨で「黒岳」の姿を見ることはできなかったが,生徒たちは残雪を利用して,「雨中の雪合戦」を楽しんだ。昨年度は「黒岳」はきれいに見えたが,全く雪が残っていなかったので雪合戦にはならなかった。生徒たちの楽しみ方を工夫する力はたいしたものだと感心しながら,室内から雪合戦を観戦した。窓にあまりにも近づきすぎたためか,自動ドアが勢いよく開いた時に,頭がドアにあたり,翌日まで痛みが残る羽目に陥った。

 


2013年1月

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