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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第266回(嘔吐下痢と夏休み(2))

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東京の地区別懇談会では,体調が万全とはいえなかったが,久しぶりに高2,高3の分科会に出て,楽しく充実した時間を過ごさせていただいた。また,懇親会が終わった後,高1学年部のお母様方とも懇談会を持つことができた。このような楽しく充実した時間が,体調が万全ではないということをすっかり忘れさせてくれたようで,翌日,新幹線で広島に到着したときにはすっかり復調していた。広島駅に到着したときに,東京のご父母に感謝申し上げなければならないと東京方面に向かって一礼をして会場に向かった。

 以前の「チュータのひとりごと」で開校期間中の病気欠席は教職についてから一日もないと述べたが,今回も夏休みに入ってからであったので,この記録は続くことになった。ありがたいことである。

 実は,今回の病気によって多大の迷惑をかけてしまったことが一つあるので,お詫びを兼ねて紹介しておきたい。

 ずっと以前,英語科では夏休みの1日を利用して,現職とOBの教員で釣りに出かける親睦会があった。しかし,いろいろな事情でしばらく休止していて,今年復活することになった。目的地はわたしのふるさと,興居島(ごごしま)である。船外機つきの伝馬船を借りてアジやメバルを釣ることになっていた。船外機つきということは,小型船舶免許が必要で,船の免許を持っているのは英語科ではわたし一人しかいない。無理をして出かけようと思ったが,丸一日食事をしていないので,体がいうことを利かない。仕方なく,興居島で「海の家」を経営している中学時代の友人に頼んで船を出してもらった。ところが,わたしの友人は釣りのポイントを知らなかったようで,釣果はよくなかったと報告を受けた。

 わたしの記憶では,この釣りの親睦会で2年物のアジが100匹以上釣れたことがあった。ポイントもさることながら,潮の満ち干にも大きく関係するので,同じポイントでも午前中はよく釣れるのに,午後はさっぱりということがよくある。

 来年は,体調に万全を期して,楽しく,思い出に残る会を演出できるように心がけたいと思っている。


2013年1月

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