本校の期末休暇のため、チュータ日誌をお休みさせていただきます。
再開は12/2(水)の予定です。よろしくお願いします。
2009年11月アーカイブ本校の期末休暇のため、チュータ日誌をお休みさせていただきます。 再開は12/2(水)の予定です。よろしくお願いします。 本校第1期卒業生の「いつき会」によって,初代校長田中忠夫先生が第1期生(昭和34年卒業)から第20期生(昭和53年卒業)に話された歴代卒業式式辞が昭和63年に1冊の本として出版されたことは,皆様,ご存知のことと思います。 わたしは校長に就任させていただく前に,すべての式辞を拝読させていただきました。そして,今年の春休みにもう一度読ませてもらおうという気持ちになり,通読しました。そのとき,わたしはあることに気がついたのです。 式辞の中に,「世界的教養人」という言葉があまり見つかりません。20回の式辞をすべてパソコンに打ち込み,検索をしたところ,何と「世界的教養人」という言葉は,たった1度しか出てきません。「教養人」という言葉は6度使われていますので,すべてを合計したとしても7度しか使われていないのです。 それに対して,「愛と光の使徒」という言葉は,20回すべての式辞の中に登場します。このことは,田中先生が愛光学園で「愛と光の使徒」を育てるという高邁な理想を抱いていたことをよく示している事柄であると思うのです。 「愛と光の使徒」について,初代校長田中忠夫先生は次のように定義しています。 ――世界的教養人としての深い知性に裏づけされた確乎不動の信念と,清らかな人生観よりにじみ出る高潔な徳性を堅持し,世の光となって,日本と世界に尽くす人―― 分かりやすく一言で言えば,「give and give の精神を持った教養人」ということだと考えています。与えっぱなしという生き方であります。 アインシュタインも We exist for our fellow-men. 「人間は他人のために存在する。」と述べています。 ここにお集まりの同窓生の皆さんは,まさしく,「愛と光の人」を目指す者の集団であると申し上げてよいのではないかと思っています。 今後も同窓生のお立場で,様々なご助力をいただけることを願いまして,挨拶とさせていただきます。
今日はテスト最終日です。
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(平成21年10月30日(土)の同窓会総会で行った挨拶ですが、一部補完しています。) みなさん,こんばんは。 まず,奨学基金「愛光スカラシップ55」にご協力いただいていますこと,心より感謝しております。ありがとうございます。 現在,基金は900万円を超える額になりました。これもひとえに同窓会の皆様のご支援の賜物であり,厚くお礼申し上げます。まことに心苦しいことではありますが,目標額の3,000万円に向けて,さらなる皆様のご協力,ご支援をよろしくお願い申し上げます。 学校の近況についてでありますが,「同窓会だより」でもお伝えしましたように,今年度から体育大会を5月に実施することにしました。体育大会を5月に行うことにした理由は,一つは熱中症の予防,もう一つは台風などによる天候の問題,そして受験を控えた高3生に対する学習への影響の問題です。 ここ2年間は体育大会当日の天候が,曇り,ときどき雨の状態で,熱中症は起こっていません。今年は雨のうえに風が強く,雨風の中の大会となってしまいました。 また,来年度入試から,中学の入試を本校と東京会場の二つの場所で同日に実施することにしました。 ここ10年ほどの間に,徐々にではありますが,県外男子受験生が減少しています。本校の最大の特徴は寮を持っていることですので,この特徴を十分に生かす方法として,私立中学の受験人口が多く,大手塾が集まる東京に会場を設けて生徒募集を行うことを決定しました。 また,受験科目をこれまでの算・国・理・社の4科目から,3科目(算・国・理)・4科目(算・国・理・社)選択としました。 さて 本校の使命は次の2点です。 高い知的レベルの教育を授けて,社会の要望に応えること 高い道義的理念を掲げて,日本と世界に光を与えること この使命を達成するために,「世界的教養人」としての深い知性と高い徳性を兼ね備えた「愛と光の使徒」を育成する,これが,本校の伝統という要の部分であります。
明日は学園関係物故者追悼式です。
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放課後、明後日に行われる「物故者追悼式」のリハーサルが 行われました。
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お天気がよくて、3階のインナーテラスは光があふれています。
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火曜日の7限目。中1のロングホームルームは、自転車事故防止のビデオを見ています。
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高校のクラスマッチを10月28日(水),中学のクラスマッチを11月12日(木)に実施しました。高校クラスマッチの開会の挨拶と閉会の挨拶を紹介しましょう。 開会の挨拶 雲一つない素晴らしい青空のもとでクラスマッチができることを,まず感謝したいと思います。 今年度から体育大会を5月に実施するようになったため,6月に行われていたクラスマッチをなくし,10月に新たに,高校生全員によるクラスマッチを設定しました。 高3生にとっては,高校生活最後のクラスマッチとなります。 今年の9月13日に,9年連続200安打を達成し,108年ぶりに大リーグの記録を更新したイチロー選手が,記録を狙う上で大事なことは何かと聞かれたときに,「結果的に野球が大好きだ,ということがそれに当てはまると思う。」と答えたと新聞記事で紹介されていました。 われわれのクラスマッチも,このクラスマッチが楽しい,大好きだ,燃えようという気持ちをどれだけ多くの生徒たちが持つかで優勝という記録が達成されるのではないかと思います。 クラスマッチは,太古の昔から人間にとって必要不可欠な「団結心」を育むために行われるものです。 一生懸命にプレイし,一生懸命に応援してください。一生懸命にプレイし応援することが「団結心」を育む源であると申し上げて,開会の挨拶とします。 閉会の挨拶 皆さんの現在の充実感あふれる姿が,今日のクラスマッチで懸命にプレイし,応援したことを物語っていると思います。 まず,今日のクラスマッチが体育科の先生だけでなく,部活動のメンバーの入念な準備のお陰でこのように無事に実施できたことを感謝したいと思います。準備に携わってくれた部員に拍手を送って感謝の意を表しましょう。 開会式でイチロー選手の言葉を紹介しましたが,もう一つ,わたしの心に残る彼の言葉を紹介します。 それは,「小さいことを重ねることが,とんでもないところへたどり着くただ一つの道」という言葉です。とんでもないところとは,とんでもなく高いところという意味でしょう。 わたしたちの,日々の学習やスポーツにおいても,毎日の小さな努力の積み重ねが大きく飛躍できることにつながるのだと思います。皆さんの一人ひとりが日々の努力を積み重ねることが大切なことなのです。 さて,新型インフルエンザについて,再度注意をしておきます。罹患後の,登校についてですが,新型インフルエンザに罹患した生徒が登校できるのは,「罹患した翌日から7日間が過ぎていること」又は「完全に解熱してから2日,つまり48時間が過ぎていること」,更に「新型インフルエンザの症状がないこと」の条件を満たしている時です。 予防策としては,マスク,手洗い,うがいを励行してください。これらによって,間違いなく予防の効果が生まれます。 また,自宅生の皆さん,登校前に検温をしていますか。大事なことなので全員実行するよう,協力をお願いします。 学校ホームページの「学校からのお知らせ」の欄に出ている「新型インフルエンザ対策ガイドライン」に,今一度,目を通しておいてください。
今日の松山は晴れです。
土曜日の放課後(高3生)の続きを読む
昨日、お伝えしましたクラスマッチの結果をお知らせします。
クラスマッチ(中学部)結果報告の続きを読む
今日は中学部がクラスマッチの予定でしたが、雨のため順延になりました。
日本語暗唱コンテスト 新聞の続きを読む
新型インフルエンザの影響で閉鎖中だった高1ですが、今日から授業再開です。
このような説明会では,話す側の情熱が相手に伝わらなければ,何のための会であるのか分からなくなってしまう。その点において,話し手の理解してほしいという強い気持ちが大切なことは当然であるが,放送設備も大きく関係するとわたしは考えている。 学校の体育館でもそうであるが,どの会場でも自分の声がどのように響くかについて,わたしは必ずチェックすることにしている。マイクやスピーカーによって,ずいぶん声が違って聞こえるのは事実である。わたしは中学時代から放送に興味を持っていたせいか,自分の声がどう響くかということが大いに気にかかる。大声になってもいけないし,小声になってもいけない。聞く人の耳に心地よく響く声の大きさをスピーチする者は常に意識していなければならない。後は腹に力を入れて発表することが大切であると思う。話が終わったときに,腰に疲れを覚えるときには,必ず話に力が入っており,わたしの場合は特に腰の疲労度が,話の力の入れように大きく関係していると思われる。不思議なもので,声の響きが良いと思うと,話の調子が良くなるが,これに反して,その日の声の響きが悪いと,話の調子まで狂ってしまうことも何度か経験している。 無事に北九州の入試説明会を終えて,福岡に向かった。翌日の福岡の会場は,駅前の「ホテルクリオコート」で,ここも交通の至便な場所であった。 会場に到着して演台を見て驚いた。演台が小さいために,パソコンと原稿の両方を置くことができない。仕方なくパソコンをパイプ椅子の上において,リモコンを用いることにした。パソコンのディスプレイに目を落とすことができないので,時々振り返ってスクリーンを見ながら話を進めた。これは初めての経験なので,途中まで話の調子に乗ることができないでいた。 とにかく会場によって様々なハプニングが生じる。どんなことが起こっても平常心を失わず,説明に没頭することが肝心ではないかと思った。 最後に,お世話になった本校のご父母の皆様,説明会に出席してくださった保護者,児童,生徒の皆様にお礼を申し上げて,入試説明会の報告を終えたい。
1週間の学年休校期間を終え、高Ⅱ生が今日から登校です。
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入試説明会では,どの地域においても,その地域出身の生徒のご父母に,受付や問題集販売などのお手伝いをお願いしている。また,保護者として子どもを愛光に入学させた気持ちや,入学後の感想などを述べていただくこともお願いしている。 説明会後のアンケートの中に,このご父母の話に感動したという記述がしばしば見受けられる。実体験が生み出す感動である。どのような思いでご子息を愛光に預けているかというご父母の気持ちは,われわれ学校の教員の心にもぐっと迫るものがあり,話を聞くたびに,教育者としてしっかり頑張らねばならないという思いを新たにする。 45分間の教育方針では,建学の精神について触れるために,やや固い話になることもあって,自作のスライドをパワーポイントを用いて分かりやすく紹介することに努めている。当然のことながら,冒頭に本校の使命と初代校長田中忠夫先生の起草された「われらの信条」を紹介する。 わたしはこの「われらの信条」を暗唱して紹介することにしている。中学1年生の「生徒手帳・宗教」の時間中,聖書朗読(日本語・英語)が終わると,生徒と一緒に「われらの信条」を暗唱しているので,さほどのことはないと思っていたのだが,現実は違っていた。 パワーポイントで説明するために,「われらの信条」を5分割しており,それぞれの部分が終わるたびに,クリックが必要となる。3番目のスライドをクリックして次のスライドのクリックに意識が及んだ瞬間,途中の1箇所を抜いてしまった。すぐに気づいて元に戻したが,全く,情けない話である。やはり,暗唱は集中していないと間違ってしまうことに改めて気づいた。 学校教育目標,進路保障,女子教育,行事教育,部活動,寮教育に触れ,最後に愛光ホームページの紹介をして45分の話を終えた。 |