昨日の7限目、中2では、人権講話がありました。
ひだまり治療院院長 矢野陽介さん と 県立松山盲学校教諭 矢野繁樹さん のご兄弟で、
テーマは、「ある視聴覚障害者の生き方」。
お二人はほとんど目が見えないのですが、
何とも軽妙なトーク。
深刻な話なのに、笑いが起こります。
「皆さんに、視覚障害者の体験をしてもらいましょう。さあ、目をつぶって。」
「今日の話の流れは、ここに書いてあるように、これこれこうで......」
そう言われたってさっぱりわかりません。皆、苦笑。
「こういうことが、よくあるんです。」
「では、目をつぶったままで、隣以外の席に移動してください。」
「さっぱりわからなくて困ったでしょう?
それから、他の人に助けてもらうと、とてもありがたいでしょう?」
繁樹さんは、小学校から陸上を続けられ、アトランタ、シドニー、アテネの3度のパラリンピックに出場されたそうです。
シドニーのリレーで取った銀メダルを見せていただきました。
たくさん笑わせてもらって、癒された1時間でした。