先週の日曜日、2月6日に行なわれた愛媛マラソンで、愛光40期の城武雅(しろたけまさし)選手が優勝しました。
今日は、城武さんについて、担任で陸上部の顧問でもあった山岡利郎先生にお聞きした話を中心にお伝えします。
城武さんは高知県出身の寮生で、陸上部では中、長距離の選手でした。
駅伝カーニバル 下段左、城武さん(高Ⅱ)
佐田岬メロディライン駅伝 下段左から2人目城武さん(高Ⅱ)
体育大会の2000メートル走《ミスター愛光》では常勝の山岡先生に挑戦し、みごと優勝をさらいました。
山岡先生(中央)を抜いた高Ⅲの城武さん(右)。
愛光卒業後は、東京大学理科Ⅰ類から航空工学へ。大学時代は陸上部に所属していませんでしたが、いくつかのマラソンに出場しました。
大学院を出て四国電力に就職し、愛媛県の伊方に勤務するようになって本格的にマラソンの練習をはじめました。
愛媛マラソンは一昨年2位、去年4位と、優勝をねらえる位置にいました。。実業団選手ではないので仕事も忙しいはずですが、「時間は作れば何とかなる」と、1ヶ月に800キロという練習量をこなしてきました。
25キロくらいから独走状態でした。
山岡先生からのメッセージが中継中に読み上げられました。「マサシの活躍が、後輩たちにどれほど勇気を与えているか。愛光の歴史に新たなページを。」
南海放送の映像
優勝インタビューでのことば、「練習はうそをつかないな、と思いました」は、私たちに大きな勇気を与えてくれました。