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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第319回(中学マラソン大会挨拶)

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2月12日()に中学部マラソン大会を実施する予定であったが,中予地区に暴風雪警報が発表されたため,休校となり,大会は翌週の火曜日に延期された。その結果,火曜日の体育の時間とLHRの時間を利用して,中学学年のそれぞれの大会を行うことになった。

ところが,2月15日の火曜日は,前日月曜日の降雨のため,またしても延期されることになり,2月23日,24日,25日の6時限目に各学年で大会を実施することになった。3学年の開会式に出て,挨拶をしようと思ったのだが,中1の英語授業のため中3の開会式には参加できないことになってしまった。

今回は,このマラソン大会の開会の挨拶を紹介したい。

―― 2月6日の日曜日,愛媛マラソンで,40期卒業生の城武雅さんが2時間19分14秒という好タイムで優勝しました。城武先輩は高知の出身で,中・高時代を愛光学園の寮と学校で過ごしました。卒業後,東京大学に進学し,卒業して就職した後も,マラソンを続け,念願かなって,このたび,みごと優勝の栄冠に輝いたのです。彼の優勝を皆さんと共に喜びたいと思います。

さて,一昨年のマラソン大会でマラソンの歴史について,また昨年の大会ではマラソンの正式距離が,どうして42.195キロとなったかという話をしましたので,今年はマラソンに女子がどのようにして参加するようになったかという話をしてみましょう。

 第1回のアテネ五輪の当時、陸上競技は男子のみで行われており、マラソンも例外ではありませんでした。ただし、当日隠れて同じコースを走ったメルポメネという女性がおり、史上初の女子マラソンランナーとされているそうです。その後,女子の陸上競技への参加が認められるようになっても、「女性がマラソンを走ることは困難」という見解が広く信じられ、オリンピックをはじめとするマラソン大会も男子のみで開催されていたようです。ただ,年々,非公式の女性参加者が増えたため、1972年に女子の参加が認められました。オリンピックで女子のマラソンが正式に採用されたのは、1984年のロサンゼルスオリンピックからです。

皆さんはこの日のために,体育の授業や,放課後にそれぞれが練習を積み重ねてきたことと思います。今日は,その成果を十分に発揮してくれることを期待しています。

マラソン大会は,その目的の一つ,「最後まで走りとおすこと」に意味があるのです。頑張ってください。 ――


2013年1月

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