今日で6月も終わりです。
2011年6月アーカイブ今日で6月も終わりです。
高Ⅱ北海道修学旅行(その2)の続きを読む
今日は3つの内容を紹介します。
緑のカーテン+ロブバンク+大分地区懇談会の続きを読む
前回,運転のマナーについて触れたが,大人のマナーについて,ふと思い出したことがあるので,述べてみよう。 わたしは出張していない限り,休日でも,学校に出向くことにしている。「あなたの趣味は何ですか。」と聞かれたとき,わたしは,よく,「学校に出かけることです。」と答える。そんなことが趣味かと思われるかも知れないが,今の立場で自分に出来ることはこれしかないと思っている。もちろん,ただ学校に出てくるだけではない。講話の原稿や,会議の原稿などを作成するのはもちろんのこと,午前中であれば,寮生との面談にも出かける。 ある日曜日に,寮生の面談をと思って,教職員駐車場で車を降りると,中学の寮生が道路の清掃を行っていた。コースはいくつかあり,わたしも学校から西衣山駅の清掃コースに参加した。道路わきに落ちているごみや空き缶を集めるのだが,「ごみは徳だと思って明るく,楽しい気持ちで拾うといいよ。」と言いながら生徒たちと一緒に西衣山の駅まで行った。 ここで,一番多いごみは何だったか想像してみていただきたい。 一番多いごみは,タバコの吸殻である。生徒たちが通学の途中でタバコの吸殻を捨てるわけがない。すべて大人たちが吸ったタバコの吸殻である。 この大人たちも,日本の義務教育の中で,道徳教育を受けたはずである。「道路にごみや空き缶を捨ててはいけない,他人の迷惑になる行為はやめよう。」と教えられてきた。それにもかかわらず,現状は基本的な徳性の教育がいきわたっていないとしか言いようがない。 この恥ずかしい現状を少しでも改善する義務が教育にはある。本校では,低学年(中学1年生)のCLEの時間に,「相手の立場に立って物事を考える。」ということについて,具体的な例を用いて説明する。そして,他人に迷惑をかけないというような消極的な考え方ではなく,他人がどのようにしたら喜んでくれるかを考えることができるようになって初めて,「世界的教養人」に近づくのだということを強調する。 愛光という名の由来は徳性と知性である。愛は徳性を,光は知性を象徴していることは言うまでもない。 われわれは,深い知性と高い徳性の両方を備えた人間を世に送り出さなければならない。全世界の学校が,そして家庭がこのことを充分に意識して子どもを育てるならば,いずれ,「人間は他人のために存在する。」というアインシュタインの言葉どおりの世界が,この世において実現するであろうことは容易に想像できる。 昨日から蒸し暑い日が続いています。
中1大洲宿泊研修(その3)の続きを読む
今日の1時間目、研究授業が行われました。
新任紹介(研究授業)の続きを読む
朝から雨が降っています。
2教科・3教科テストの続きを読む
16歳のときに運転免許証(軽自動車免許)を取得し,高校,大学時代の長期休暇に運転のアルバイトをしたことについては,以前の「ひとりごと」で触れたことがある。 運転経歴は48年になるので,少なくとも,愛光学園にはわたしよりも運転経歴の長い人はいない。 48年間の運転の中で,無事故,無違反と言いたいところであるが,若い頃,いくつかの残念な思い出があった。 しかし,最近では,充分に注意して運転しているおかげで,4回目のゴールド免許を手にすることができた。ただ,こちらが,いくら安全運転をしているつもりでも,ひやりとすることが時たまある。事故はいつ起こるかわからないため,これからも安全運転を心がけたいと思っている。 これまで,わたしが購入した車を挙げてみると,教え子にホンダの副社長のご子息がいたこともあって,最初はホンダの軽四輪からスタートした。続いて同じくホンダの空冷1,300の乗用車,次にホンダの水冷の1,300の車を購入した。 前任校を退任するときにはトヨタの乗用車に乗っていた記憶がある。そして,松山に帰ってからマツダのボンゴ9人乗りに乗り換えた。下宿を回ってずる休みをしている生徒たちを乗せて学校まで連れてきた車が,このボンゴである。 次に家族のことを考えてトヨタのノアを購入した。このノアを9年間愛用したが,ある日,ハンドルをいっぱいにきったとき,きしむ音がしたので,やや不安な気持ちになり,新しい車を購入することにした。わたしが興味を抱いていたのは,当然のごとく電気自動車であった。しかし,一回の充電で走る距離が短いため,今回はハイブリッドにして,電気自動車は次回にしようと思っている。 ノアとの関係でトヨタのプリウスに決めた。 プリウスに乗って困ったことが一つある。それまで高いところから運転していたので,視界が広かったのだが,プリウスは低い位置に運転席があり,視界が狭くなったことである。そのため,運転に慣れるのにかなりの期間を要した。 プリウスに乗って安全運転だけでなく,経済速度で運転する習慣ができつつある。それは,メーターにエコ運転が表示されるからである。走行中に,リッター何キロで走っているか,また,それまで,1リッターで何キロ走行したか,距離が表示される。不思議なもので,できるだけ,1リッターで走る距離を延ばそうという気持ちになる。当然のことであるが,エコ運転は安全運転につながる。 出足の悪さと加速の物足りなさを気にしなければ,ハイブリッドは素晴らしい車といえよう。最近では,制限速度以下で走ることが時々あり,他のドライバーに迷惑をかけているのではないかと,後ろを気遣いつつ運転している。 以前の「ひとりごと」で,「今やハイブリッドは時代遅れだ。」と述べたが,その気持ちは今も変わっていない。ハイブリッドは電気自動車への橋渡しに過ぎないというのが,わたしの考えである。いずれ,電気自動車の時代が必ずやってくると確信している。 どのタイプの車であれ,自動車を運転する際には,運転手は細心の注意を払って運転する義務があろう。事故は運転のうまい下手にかかわらず,起こる可能性がある。携帯電話をしながら運転する人をよく見かけるが,事故が起こってからでは遅い。子どもにマナー,マナーという大人のほうに,マナー違反が数多くあるのではないか。行動を起こす前に,それが子どもの前で行われるにふさわしいマナーかどうかを考える余裕があれば,交通事故も少なくなるような気がする。 朝から雨が降り続いています。
中1大洲宿泊研修(その2)の続きを読む
今日は新任の先生を二人紹介します。
4日(土)から6日(月)に行われた大洲宿泊研修の様子を紹介します。
中1大洲宿泊研修(その1)の続きを読む
● 人格形成の大事な時期に留意すべきこと 徳性の教育 知性を磨くことに力を入れるあまり,徳性の教育がおろそかになってはいけないと思います。徳性を磨くのは,道徳教育や宗教教育によって初めて可能となるもので,しかも,できるだけ早い時期に,この教育をすべきであると考えています。 日本の教育に最も欠けているという「他人の立場に立って物事を考える。」というような「人として踏み行うべき道」をカリキュラムの中に入れて,しっかりと教えていかねばならないのです。 本校ではCLE クリスチャン・ライフ・エデュケーション(キリスト教生命教育)という時間を中学で設け,心がやわらかなうちに,「人として踏み行うべき道」をしっかりと伝えていくべきだという目標のもと,授業実践を行っています。 また,徳性の教育は,学校だけでは充分ではなく,家庭の協力もなければ,うまくいきません。教育は「親と子と先生」の三位一体で行うものであるという考え方が,ここから生まれます。 ● 高校として大学に要望すること 生徒たちに常に語っていること 「中学・高校時代は,どのような形で世の中に貢献していくかを決める大切な時期である。」と伝えています。 高校で方向は定まりますが,まだ夢の段階で止まっています。この夢を実現するために,大学では,より具体的な道筋を備えたVISIONにするよう指導をしていただきたい。そして,社会という現場に出たときに,それぞれの現場で通用する力を養っていただきたいのです。 以前は大学名で受験を決める生徒がほとんどでしたが,現在は,インターネットの普及で,大学の詳しい情報を手に入れやすくなっており,この教授のもとで,あるいはこの研究ゼミに入って研究をしたいというような形の進学が増えてきつつあります。 そういった意味で,大学は高校生が興味を引く情報の発信を積極的にすべきではないでしょうか。 ●「人は,個としてではなく,類として存在している。」という発想が大切 アインシュタインの We exist for our fellow-men.「人間は他人のために存在する。], 聖カタリナのCharity for Your Neighbors 「隣人愛」,利他の精神など,自分の周りの他人に対して,何が出来るかを考えることのできる人物が,世界を大きく変えるのではないでしょうか。 傲慢な文明は滅びているという歴史的事実に気付くべきで,常に謙虚であることが大切であるということを若者に伝えていきたいと考えています。
今週実施された松山市中学総体の様子を紹介します。
松山市中学総体(ソフトボール・柔道)の続きを読む
7日から行われた市中学総体を紹介します。
松山市中学総体(テニス)の続きを読む
今日の放課後、高2修学旅行の開校式が行われました。
高2修学旅行開校式+松山市中学総体(ラグビー)の続きを読む
06月は、前期の教育実習受け入れ期間となっています。
教育実習はじまる / 中1生帰校の続きを読む
● 時代に沿った進学先や学部選定について 本校は,理系志望が全体の3分の2,そのうちの半分が医学部志望ですが,最近,理系の志望者数が増大しており,それも,医学部の志望者数が増える傾向にあります。特に医者の子弟は医学部を希望するケースが多い,という傾向が見られます。 医学部であれば,研究医,臨床医の違いはあっても,医者になることが約束されるわけですから,安定志向の表れであろうと思います。これは,他の進学校でも同じ傾向があるようです。 また,本校では景気がよくなると理系,文系を問わず,東大の志望者が増え,景気が悪くなると国公立大医学部の志望者が増える傾向が見られます。これは,親の希望や社会の変化が,中・高生の志望に大きく反映されている結果ではないかと思われます。 ● 現在の高校生の気風 高校生の気風はどのように形成されるか。 家庭環境と社会環境から形成されるのですが,その割合は50:50だとわたしは考えています。また,通学した小・中学校の教育環境を社会環境の中に含むという考え方にわたしは立っています。従って,高校生の気風は,家庭環境と,小・中学校時代に,どのような教育を受けてきたか,また高校時代にどのような教育を受けるかで,ほぼ決まるのではないでしょうか。つまり,高校生を取り巻く家庭環境と社会環境が高校生の気風を作り上げていると言えます。そして,現在のように,価値観が多様化する世の中で,その影響を受けた高校生の気風をgeneralizeするのは難しいと思うのです。 ただ,私立学校には,先ほど申し上げた「建学の精神」というものがあり,たとえば愛光であれば,「世界的教養人の育成」を目指すことが「建学の精神」の柱となっています。つまり,知性と徳性にすぐれた人物を育成しようと努力するのですから,そのような気風を持った生徒が育つのは,当然であると考えると,高校生の気風は,家庭教育と学校教育を含む社会教育の両方で作り上げられるものであると言えるのではないでしょうか。 現在の生徒の気風の例を挙げるとすれば,批判精神が,主観的批判から,客観的批判に変わる時期 授業評価の各学年の平均点からも言えるのですが,中3,高1の時代は,主観的批判,つまり,自分に合うかどうかだけで判断することが多いようです。これが,反抗期なるものではないでしょうか。 ところが,高2,高3になると,次第に,知性や徳性が深まることによって,客観的批判に変わってきます。子どもから大人への仲間入りを果たすのは,この17歳から18歳の間であるように思われます。以前は,もう少し大人の仲間入りが早かったように思います。 大学入学試験における変化は,第1志望の大学に何としてでも合格しようという,つまり浪人してでも,第1志望の大学を目指そうとする生徒が減ってきています。第2志望に合格すると,そのまま手続きをするケースが増えているのです。また,難関国公立大を目指している生徒でも,国公立が不合格になると,私立大に入学するケースが増えています。つまり,現役志向が高まっているということです。 また,共学化して,8年が経過しましたが,藤岡学長の頃と違って,蛮カラからハイカラ(high collar)になったように思われます。 中間考査が終わり、通常授業が再開しました。
昼休み(高校総体行進練習)の続きを読む
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