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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第330回(安全運転)

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16歳のときに運転免許証(軽自動車免許)を取得し,高校,大学時代の長期休暇に運転のアルバイトをしたことについては,以前の「ひとりごと」で触れたことがある。

 運転経歴は48年になるので,少なくとも,愛光学園にはわたしよりも運転経歴の長い人はいない。

 48年間の運転の中で,無事故,無違反と言いたいところであるが,若い頃,いくつかの残念な思い出があった。

 しかし,最近では,充分に注意して運転しているおかげで,4回目のゴールド免許を手にすることができた。ただ,こちらが,いくら安全運転をしているつもりでも,ひやりとすることが時たまある。事故はいつ起こるかわからないため,これからも安全運転を心がけたいと思っている。

 これまで,わたしが購入した車を挙げてみると,教え子にホンダの副社長のご子息がいたこともあって,最初はホンダの軽四輪からスタートした。続いて同じくホンダの空冷1,300の乗用車,次にホンダの水冷の1,300の車を購入した。

 前任校を退任するときにはトヨタの乗用車に乗っていた記憶がある。そして,松山に帰ってからマツダのボンゴ9人乗りに乗り換えた。下宿を回ってずる休みをしている生徒たちを乗せて学校まで連れてきた車が,このボンゴである。

 次に家族のことを考えてトヨタのノアを購入した。このノアを9年間愛用したが,ある日,ハンドルをいっぱいにきったとき,きしむ音がしたので,やや不安な気持ちになり,新しい車を購入することにした。わたしが興味を抱いていたのは,当然のごとく電気自動車であった。しかし,一回の充電で走る距離が短いため,今回はハイブリッドにして,電気自動車は次回にしようと思っている。

 ノアとの関係でトヨタのプリウスに決めた。

 プリウスに乗って困ったことが一つある。それまで高いところから運転していたので,視界が広かったのだが,プリウスは低い位置に運転席があり,視界が狭くなったことである。そのため,運転に慣れるのにかなりの期間を要した。

 プリウスに乗って安全運転だけでなく,経済速度で運転する習慣ができつつある。それは,メーターにエコ運転が表示されるからである。走行中に,リッター何キロで走っているか,また,それまで,1リッターで何キロ走行したか,距離が表示される。不思議なもので,できるだけ,1リッターで走る距離を延ばそうという気持ちになる。当然のことであるが,エコ運転は安全運転につながる。

 出足の悪さと加速の物足りなさを気にしなければ,ハイブリッドは素晴らしい車といえよう。最近では,制限速度以下で走ることが時々あり,他のドライバーに迷惑をかけているのではないかと,後ろを気遣いつつ運転している。

 以前の「ひとりごと」で,「今やハイブリッドは時代遅れだ。」と述べたが,その気持ちは今も変わっていない。ハイブリッドは電気自動車への橋渡しに過ぎないというのが,わたしの考えである。いずれ,電気自動車の時代が必ずやってくると確信している。

 どのタイプの車であれ,自動車を運転する際には,運転手は細心の注意を払って運転する義務があろう。事故は運転のうまい下手にかかわらず,起こる可能性がある。携帯電話をしながら運転する人をよく見かけるが,事故が起こってからでは遅い。子どもにマナー,マナーという大人のほうに,マナー違反が数多くあるのではないか。行動を起こす前に,それが子どもの前で行われるにふさわしいマナーかどうかを考える余裕があれば,交通事故も少なくなるような気がする。


2013年1月

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