私たち教員とコーディネーターが宿泊するBoondall Motelは、インターネット環境が整っていませんので、学校での更新のみになります。毎日更新という訳にいかない場合もあると思います。ご容赦ください。
土曜日は休日、日曜日は校内に入れませんでしたので、遅れてしまいました。
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予定より少し遅れて、28日21時15分、関西国際空港から離陸。エアバスA330-200の機内は満席。私たちと同じ語学研修(または修学旅行?)らしき集団や家族旅行などを含めて、とにかく小学生から高校生までの児童・生徒が非常に多い。機内で2度の機内食がでてきた。"Pork or pasta?"と聞かれて"Pork, please."と答えると、でてきたのはかつ丼だった。
途中、時差調整のため、機内で+1時間。このあとは、時刻に関しては、オーストラリア標準時で書きます。したがって、日本時間は-1時間です。また、金額に関しては、1ドル=85円として書きます。 29日4時53分、6時間38分のフライトの後、ケアンズ空港に到着。パスポートチェックの様子をテレビ局が取材していた。機内持ち込みの荷物の検査を受け、ゴールドコースト(Gold Coast)空港行きの飛行機を待つ。 約2時間半後の7時25分に離陸。9時20分に到着。出発時に預けた荷物がなかなか出てこなくて、集団のほとんど最後の方になってしまった。
入国前に、持込物品の中に食品・木製製品などがあるかどうかなどの質問に答えたり、滞在場所などを記入したりする「入国カード」を書いておき、入国審査でチェックするというシステムがある。特に、「指定された持込物品を持っているのに『いいえ』にチェックしていて、それらが見つかると大変なことになる。」と聞いていたの で、一部の生徒たちも私も正直に『はい』にチェックし、いつでも見せられるようにと心の準備をしておいた。荷物を持って並んで待っていると、前の方で犬を連れた係員が何度も往復しているのが見えた。何をしているのかと思って見ていると、犬が荷物と乗客の臭いを嗅いで、不審な物を持っていないかチェックし吠えなければ(と思うが)O.K.として、入国カードを回収して通過させていた。私は「コーヒーパック」をトランクに入れていたので多分止められると覚悟していたが、何事もなく通過できた。
到着ロビーでは、NIC(Nudgee International College)のミシェルさんと、JPT Toursのコーディネーターである小村一治さん(カズ)が待ってくれていた。マイクロバスの運転手であるミシェルさんの後ろに連結したトレーラーに非常にきれいにトランクを積んで、11時少し前に空港を後にしてNICに向かって出発した。もちろん、2人のミシェルさんは別人であるが、非常に仲良しのようだ。
高速道路を快適に進み、12時過ぎにNICに到着。教室に入って早速、メリンダさんとミシェルさんからIDカード・$5相当の通話ができる国際電話カード等の配布とオリエンテーションがあり、滞在中の私たちのカラーが「オレンジ」であること等が伝えられた。
12時30分過ぎから、食パンの上にソーセージ・炒めた玉ねぎ等を乗せてソースをかけて、挟んで食べる"Sausage Sizzle"と果物・ジュースという昼食を食べ、13時30分頃から、これからの授業で2クラスに分けるためのテストが行われた。14時10分過ぎに終わり、生徒たちは運動等の自由時間になった。早速、男子は東京からの長期留学生や中国からの短期留学生たちと一緒にサッカーを始め、女子は自分たちでバドミントンを始めた。女子は途中でバスケットボールコートに移り、8人でバスケットボールを楽しんでいた。ここまで長時間の移動と待ち時間、さらに異国に対する不安等で何かと疲れ、緊張していた生徒たちも、やっとすべてから解放された感じで非常にいい笑顔で走り回っていた。
15時30分から校内を見学した。とにかく敷地が広い。本格的な400mトラックを有する陸上競技場、9ホールのゴルフ場、バスケットコート、プール、広大なグラウンド、ラグビー場、牛舎、St. Joseph's Nudgee School(小学校~高校までの男子校)、学生寮などなど、書き尽くせないほどの施設が並び、その一部を廻るのに約50分かかった。
部屋に戻り、荷物を持って、Ceremony Roomに移り、いよいよHost Familyとの対面。すでに多くのFamilyが待っていた。緊張の中、1組ずつ名前が呼ばれ、少しぎこちなく挨拶を交わし、写真を撮り、それぞれ家路についた。
30日(土)は、Host Familyと過ごす休日に、31日(日)はDream World観光にと予定が変更になりました。土曜日は生徒たちにとっても非常にいい休日になると思います。