ファームステイに出発です!
超大作(?)なので、前半と後半に分けて掲載します。
8日目 8/4(木) 前半
9時前、荷物を積み込んで、バスは一路"Gumnuts Farm & Horseriding Resort"へ向かった。車は順調に走り、予定より早く10時10分過ぎに到着。バスは私たちを降ろして引き返した。少し待っているとFarm のスタッフ(実はオーナーのジェームズだった)が車で降りてきて、後ろにつけたコンテナに荷物だけ積み込んで上っていった。私たちはわりと長くきつい坂を歩いて上っていった。
部屋割りをし、少し休憩をした後、Staffの紹介と歓迎の言葉を受け、11時から"Morning Tea & Cookies"。クッキーやケーキはすべて、オーナーの奥様の手作りだそうだ。
周りは、とにかく「自然」。見わたす限りの草原とユーカリ林と山。実はこの辺りは山に囲まれた盆地だそうだ。ところどころ馬や牛などが少々見える程度。
Gumnuts Farmの広さは128エーカー。この辺りの農場としては狭い方らしい。1エーカーってどのくらいの広さだったっけ?
スタッフ・マネージャーのテツさんから生活上の諸注意を受けた後、Lunchの準備ができるまでまた少し休憩。生徒たちは、部屋で過ごしたり、建物の周りを散策したりして過ごした。
12時から"Lunch"。メニューは"Ham and salad roll, Fruit,Cake"。パンにハムやトマトなどをはさみ、バター・ケチャップ・マヨネーズなどをつけてガブリ! 中にははさみきれないトマトを器にとっている生徒も。小さなりんごもあり、とてもおいしかった。
建物内にいくつかあるソファの中で1つだけちょっと離れて「ごゆっくりおくつろぎ下さい。」の垂れ幕が添えてあるロッキング・チェアがあり、その揺れを楽しんでいる生徒もいた。
坂の下の建物(最初にバスが到着して降りたところ)まで降りて行き、13時から最初のActivityである"Boomerang and Whip Cracking, cow milking, animal feeding"があった。
まずは"Whip Cracking"。テツさんはさすがに素晴らしい音を鳴らしていた。「地面をたたいて音が出るのではなく、空気の幕(壁)を破るときに音が出る」という表現の通り、「パーン」という派手な破裂音がものすごく響く。とにかく、かっこいい!
生徒たちも順番に挑戦するが、なかなか音が出ない。1巡目で割りといい音が鳴ったのは3~4人。でも、テツさんから少しずつコツを教えてもらい、繰り返し練習しているうちに、ほとんどの生徒が1度はきれいな音を鳴らすことができた。
次は"Boomerang"。ブーメランはもともと「ブーの木」で作られていたことが名前の由来であり,狩猟の際に動物を驚かせるために使われたものだという説明があった。風が強いので、うまく投げると戻りすぎる危険もあるので、投げた後のブーメランを周りの生徒たちもしっかりと見て、いざ飛んできそうになったら、スピードを増して近づいてくるので急いでよけないといけないという注意があった。当たったらとんでもなく痛いとのこと。
テツさんから持ち方、風に対する角度、投げ方に関する詳しい説明があり、同じように投げているつもりなので、とんでもない方向に飛んでいったり、真上に近い形で上がったり、途中でヘナヘナと落ちてみたり・・・なかなかうまくいかなかった。
次は"cow milking"。簡単そうでなかなか出ないようで、挑戦した生徒たちも思った以上に苦労していた。
最後に"animal feeding"。2頭のヤギにえさを与えるということで、これこそ簡単そうだが、お腹をすかせたヤギたちが、えさ(トマト・レタス・きゅうり)を入れた器を見つけると突進してくる危険があるので、えさを直接手に持って口のあたりに差し出すように指示があった。
前半はここまでにします。引き続き、1日目後半をupしていきます。