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チュータ日誌

56期高Ⅰ オーストラリア語学研修 第13日

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 今日は、"Integration with the Southern Cross Catholic College Students"。他校訪問の日です。

写真は、クリックすると拡大されます。

13日目 8/9()

 

 いつもより早く、745分、制服を着て学校集合。スポーツデーなのか、大型バスが何台も来て、いろいろな学校から来た生徒たちが陸上競技場の方に向かっていた。そんな中、学校周辺がプチ渋滞になっていることもあって、遅れる生徒がいるのではないかとかなり不安ではあったが、みんな間に合った。

 制服を着ているということから、学校前で記念写真を撮ることになっていた。非常に陽気な写真屋さんから、セットした足場にバランスよく並べるために身長順に並ぶよう指示があり、「2人はここ」「次の男子2人はここ」と手際よく指示していく。その言動が非常にユニークで、全員の表情が緩み自然に笑顔になっていった。ところが、撮影した写真をカメラを覗いて確認している彼の表情と態度はそれまでとは一変し、明暗()など気になるところを見つけるとその場所の照度を測りにいって確認したりしたあと、コンピュータにデータを取り込み、木にもたれて座り込んで一心不乱に修正していた。彼の「プロ根性」に感心した。きっといい写真が出来上がるはずだ。

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 さて、撮影も終わり、8時に出発・・・まだバスが来ていない。結局830分出発。最終日が心配になってきた。朝4時半集合、出発でGold Coast空港に向かうのだが、飛行機の時間もあるので遅れるわけにはいかない。う~ん。間に合いますように!

 何とか少し遅れを取り戻して、9時過ぎに"Southern Cross Catholic College"に到着。

 Deputy Head of Campus Mandyさんの挨拶とMajeillaさんの説明のあと、早速校内見学に。敷地はかなり広そうだ。

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裏へ回って聖堂へ、そして次の建物に移り技術室へ。かなり高度な内容を扱っているようで、十数種類の木材の(顕微鏡写真なども含めた)材質の違いを示すポスターが貼ってあったりした。

次に、日本語の教室に行った。ここも壁に日本的なものの写真と言葉を書いたポスターが貼ってあり、雰囲気を出していた。室内には、紙で工作したこいのぼりが飾ってあった。写真撮影O.K.ということで、早速記念撮影。Majeillaさんがカメラを構えると、うちの生徒たちも"Please!"とカメラを預け、次々と撮っていく状態。

次にKindergarden(Prep School)へ移動。子供たちが粘土で遊んでいたが、先生が「日本からのお客様です」といったとたんに、1人の子供が「こんにちは!」と挨拶してくれた。思わす拍手が起こった。

なぜ知っていたのか、その謎はすぐに解けた。先生がラジカセのスイッチを入れると「世界の挨拶の言葉の歌」が流れてきた。最初はわからなかったが、「ボンジュール」とか出てくる中に「こんにちは」もしっかり入っていた。

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 正面に戻ってくると、バディたちが待ち構えていた。ここでMandyさんから1組ずつ名前が呼ばれ、挨拶を交わした後、早速バディたちの次の授業の教室に連れて行かれた。ここからは、1230分までばらばらで、校内のどこの教室に行っているのかわかならない状態である。

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 私たちは、教員控え室に案内され、一息ついたあと、1030分からMandyさんの部屋で6(Mandyさん、Majeillaさん、ミス・ローソン、西村先生、カズさん、私)で"Morning Tea"。いろいろな話で盛り上がったが、私は言っていることはなんとなくわかるのだが、残念ながら質問等言葉をはさむことが1度もできなかった。

 その後、校内のどこかにいるはずの生徒たちを探しに行った。

 まず、外で物理の実験(傾斜の角度と速度と衝撃の強さの関係の実験?)をしているところを見つけた。木製の車が坂道(傾斜角12.9°-なんとスマートフォンの画面に分度器の図と角度の表示が!)を下って下の車にぶつかったときに、人に見立てた粘土の人形がどのくらいの衝撃を受けどうなるのか・・・残念ながら、車が正面衝突せずかすっただけだったのだが、人形はかなり飛んでいた。

 次に見つけたのが数学の授業の教室。それほど難しくないようないろいろな分野の(分数に関する)問題であったが、いかんせん選択肢の文章が解読できない。3人の生徒たちがあれこれ相談していた。「こうじゃないか?」とは言ってみたが、はたして正解だったかな?

 次は、数人の生徒たちで難しそうな議論をしている教室だった。当然、1言も発することができないようで、2人の生徒たちはただ聞いているだけの感じだった。

 次は、最初に案内された日本語の教室。6人の生徒たちが2班に分かれて日本語を教えていたり、カードの絵がどんな人か、互いに日本語で質問をして当て合うといったゲームをしたりしていた。

 後は残念ながら見つけられなかった。

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 昼食は、歩いて10分ほどの海岸(モートン湾)で"Lunch"。生徒たちは、自分たちが持ってきたLunchと用意してくれていたサンドイッチ・ジュース・果物などをバディと一緒に食べながら交流を深めた。

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 学校に戻って、午後はActivity。日本語の先生で、長崎で英語の先生だったり、その後も何度も日本を訪れているDavid先生の指示に従って、体育館に移動した。

 まず、サザンクロスのバディは愛光生に(原則日本語で)、愛光生はサザンクロスのバディに(原則英語で)質問をして、チェックを受けるというゲームをした。朝言われたペアでなくてもいいようで、みんな必死で相手を探して聞いていた。なかなかいい光景であった。

 その後、4グループに分かれてドッジボール大会。ボールがチーム人数分センターラインに置かれて、最初それを奪い合う(コートの端から走って自分の陣地にボールを取り込む)ところから始め、後はそれらのボールが飛び交う状態で、当たればアウトはもちろん、自分が投げたボールを相手にノーバウンドでキャッチされてもアウトというルールだったようだ。2試合やったあと、対戦した2チームがそれぞれまとまって、全員で最後の決戦が行われたが、かなりの大差がつき、最後の1人が投げたボールが直接キャッチされる形で終了した。

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 3時前に終了し、正門前に戻って別れの挨拶をしてバスに乗り込み、学校へ向かった。運転手のミシェルさんが気を利かして海岸沿いの道を走ってくれたので、寝るのを忘れて、非常にいい景色を眺めながら帰ってきた。

 

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 350分頃に学校到着。その後約1時間、AuditoriumGraduation Ceremonyで演じる踊りと歌の練習をしていた。

 いつも通り、1650分以降、Host Familyの迎えの車に乗って帰っていった。

 あとわずか。体調維持に気をつけて、無事乗り切ってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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