台風の影響で,9月2日(金)から3日(土)にかけて,愛媛県に暴風警報が発表されたため,休校日となった。本校の台風に対する対応は,その都度,生徒たちに伝えているが,生徒手帳にも明記されている。
以前,教務の仕事に携わっていた時,台風襲来と聞くと,休校にするかしないかの判断をするため,夜中の2時頃に目を覚まし,パソコンを開いて,気象庁の情報を得ることにしていた。現在も,夜中に起きてパソコンを開く習慣は続いている。
ちなみに,わたしがパソコンを使って,どのような手順で情報を手にしているかを記しておこう。
気象庁ホームページと打ち込むと,画面上に台風情報というコーナーが出るので,この台風情報をクリックする。そして,気象警報・注意報,さらに地図上の愛媛県をクリックすると,警報と注意報の一覧表が出る。もちろん,台風情報を「お気に入り」に登録しておけば,一連の操作がスムーズになる。
当然,生徒の安全第一を念頭に置いて,学校の判断をするのであるが,困るのは,生徒たちが学校にいる間に,暴風警報が発表される場合である。このような場合は,直接,松山地方気象台に電話をし,警報が出される時刻がいつ頃になりそうかという,担当者にとっては,大変迷惑な質問をさせていただくこともある。
幸い,暴風警報は,実際に台風がやってくるかなり前に発表される。したがって,発表が授業中であれば,その授業が終了するまで待つことが多い。(もちろん,状況によっては,直ちに下校の判断をしなければならない場合もある。)
これまでは,テレビ放送を見ているだけでは,暴風警報の有無は分かりにくいこともあったが,最近ではデジタル放送になったため,文字や図で情報を得ることが可能になった。警報や注意報の情報は,クリックすると即座にテレビの画面に表示されるので,パソコンでなくとも素早く確認できるようになった。
この「ひとりごと」は,9月21日(水)に記したものである。したがって,台風15号が本州に近づいている時に,書き綴っていることになる。
台風が通過する地域が台風の左になるか右になるかで,影響がずいぶん違うと聞いているが,なるほどその通りであると思う。松山は台風が豊後水道に入ったときに,被害が大きくなるというのは,子供のころから頭の中を離れたことがない。自宅の4メートル前が海であった少年時代,台風のたびに避難していた記憶と共に,この認識は自然に身についた。
台風15号の被害が最小限になることを祈って,今回の「ひとりごと」を終えることにする。