2011年12月アーカイブ
12月21日(水)から冬休みに入りました。(高3と高1E組は除く)
チュータ日誌は、冬休み明けの1月14日までお休みさせていただきます。 来年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
今日は40分授業で、放課後、入試の準備が行われます。
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皆さんおはようございます。3日間の休日,それぞれに充実した休日であったことと思います。3学期の始業式は恒例によって,放送で行います。 最近,全国各地で自転車による事故が多発しています。車との接触,自転車同士の衝突,そして,歩行者との接触などです。 本校でも,生徒部より,たびたび注意が喚起されていますが,大切なことですので,この始業式においても取り上げたいと思います。 本校の自転車通学生に対する苦情で最も多いのは,学校の敷地から道路への飛び出しです。正門については,昨年から門扉の開閉を工夫し,中学生は飛び出しができにくい状態になりました。高校生の自転車通学生の皆さんは,寮に通じている道路から車道に出るため,危険度が増大します。スピードを緩める工夫を道に施してはいます。しかし,少し下り坂になっていることもあって,意識してスピードを緩め,ミラー等で安全を確認したうえ,車道に出ることを,遵守してください。 次に苦情が多いのは,自転車の並列走行です。友人同士で話しながら帰りたいという気持ちは理解できなくはありません。ただ一般的に日本の道路は狭いし,特に学校周辺の道路は狭い場所が多いということを,よく頭に入れておく必要があります。皆さんは車を運転することがないため分かりにくいかもしれませんが,運転する者にとって,自転車のふらつきくらい怖いものはありません。自転車は車ほど,まっすぐには走れないということは,皆さんもよく知っているはずです。2台の自転車が並列走行すると,走行車線の3分の1,ひどい場合は走行車線の半分を自転車が占拠することになります。つまり車はセンターラインを大きく超えて走行しなければならないことになるのです。 車と交通事故を起こした場合,けがをするのはふつう,自転車側です。ひどい時には,死亡にいたるケースもあります。また,自転車事故に遭遇する車の運転手側も,事故によって大きな悩み,苦しみを持つことになります。 車を運転する側も細心の注意を払わなければなりませんし,自転車に乗る側も,同等の注意が必要であることをしっかりと認識してほしいものです。 また,自転車が歩行者と接触し,加害者になるケースもよく耳にします。一生,取り返しがつかないというような事故を引き起こす可能性があることを意識して,注意を怠らず,無謀な走行にならないよう,心がけてください。 自転車の性能がよくなり,スピードを出しやすいタイプのものが増えています。自分が乗る自転車の性能,特にブレーキの性能を熟知したうえで,時に,タイヤの溝や空気圧などにも注意をしましょう。また,最近,ノー・ブレイク・ピスト,いわゆるピストバイクと呼ばれている,公共の道路を走ることを許されていない自転車を利用するということは,とんでもないことです。 また,本校では中学生にヘルメットの着用を義務化していますが,これは皆さんの命を守るためのルールで,生徒部の先生方が中心になって指導をしている重点項目です。自らの命を守るための重要な規則だということを十分に理解し,規則というものは,どのような規則であっても皆さんを守ることを主体に決められていることを,今一度思い起こしてください。 自分だけは事故に遭うことはないなどという過信は禁物です。事故はいつ起こっても不思議ではないのだということを,常に意識して,自転車に乗ってほしいとお願いをしておきます。 わたしの中学時代の話を一つ紹介しましょう。友人の一人が自転車で学校に登校している時に,ふざけて走行をしていて,道路から海に自転車ごと転落するという事故がありました。たまたま,満潮時であったため,その生徒は泳いで岸につき,助かりましたが,引き潮の時であれば,命はなかったでしょう。学校では,これが大きな問題となり,数日後,自転車通学を禁止とする措置を取ったのです。そのせいで,6キロから7キロを歩いて通学しなければならなくなった生徒もいました。冬には海風が強く,ほとんどの生徒が寒さで顔を真っ赤にしながら,歩いて通学したことが記憶にあります。一人の生徒のふざけた行為が,多くの生徒に迷惑をかけたという例です。 今の時代,皆さんの自転車通学を禁止するわけにもいきません。自転車に乗るということは,車を運転するのと同様に,それなりの責任が生じるのだということを頭に入れて安全走行に注意をしてもらうことをお願いしておきます。 また,電車通学,徒歩通学をしている生徒,また寮生に対しても,交通マナーについての苦情が増えています。 伊予鉄西衣山駅から学校へ向かうときに,皆さんが渡っているJR松江踏切の改良工事が今年になって終わり,大型車が通行可能となりました。車にとっては大変便利になりましたが,その反面,交通量が増大するので,当然,皆さんにとっては,これまでよりも注意が必要になります。要は,自分たちだけが道路を利用しているのではないということです。町内の人たちや,近隣の人たちも利用しているのですから,「愛と光の使徒」を目指す皆さんにとっての大切な心構えである,「相手の立場に立って物事を考える。」,このことを実行していただきたいのです。 最後に54期高3生の皆さんへメッセージがあります。いよいよセンター試験まであと,42日となりました。 入試については,これからさらに厳しい状況が続くと思います。しかし,その先には皆さんの合格を,祈り,喜ぶご家族や先生方,先輩,同輩,そして後輩がいることを忘れず,同胞の力を糧として頑張っていただきたいと,心から願って3学期始業の挨拶といたします。 ※2011年の「チュータのひとりごと」は今回が最終回です。2012年の年明けから再開します。
今週の総合の時間(中2)にクリスマスケーキを作りました。
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冬休みに、本校の生徒15名が台湾の道明(タオミン)中学・高等学校を訪問します。
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期末考査が終わり,皆さんもほっと一息つき,心はもう故郷に向かっているのではないでしょうか。特に,高3生は高校生活最後の定期テスト,悔いの残らない期末考査であったことと思います。 最初に,今年も,インフルエンザの季節になったため,予防対策をしっかりとしてもらいたいと思います。 特に手洗い,うがいを励行し,朝の健康観察も忘れないようにお願いをしておきます。また,流行期にはマスクをすることも忘れてはなりません。 マスクの着用が予防に大いに役立つということは,皆さんの先輩52期生が実証してくれたので,中3以上の皆さんの記憶に残っていることと思います。 専門医も,マスクの着用が最も効果があると指摘しています。 それでは,2学期を振り返ってみましょう。 2学期には大きな行事として,文化祭がありました。 今年の文化祭のテーマは,奏でるの「奏」で,文化祭実行委員長が,「奏には,方向を定めて進める,成し遂げる,差し上げる,このような意味があります。この文字の持っている意味をわたしたち愛光生に当てはめると,全国各地から集まった個性的な愛光生が,そろって,まとまって志を同じくして前進していく。そのような意味がこの一文字に込められているのです。」と,パンフレットの中で述べていました。 皆さんの個性が輝いているだけでなく,まとまった集団としても輝いていたと思います。文化祭実行委員が中心となり,全校生徒の協力のもとに,各パートの独自性を保ちつつ,文化祭全体として奏でる,爽やかなハーモニーを訪れる人たちに示すことができたことを,共に喜びたいと思います。特にフィナーレで皆さんの感動している姿を見て,胸が熱くなりました。 2学期には,そのほかにも,中・高のクラスマッチ,先日の学園関係物故者追悼式,そして,中1は遠足と合唱コンクール,中2も遠足,中3は長崎への研修旅行がありました。中3の長崎研修旅行には引率として参加しましたが,中3生の服装,態度,集合等において実にすばらしいと感じました。生徒の皆さんには,歴史や平和の尊さを学び,世界的教養人としての資質を深めてくれたことと思います。 また,グリーンランドでは中3生の皆さんのパワーに圧倒されました。わたくしも,生徒の皆さんに誘われるまま,恐竜コースターや,ミルキーウエイ,またニオウとかという絶叫マシンに挑戦させてもらい,大変感謝しています。 さて,今回は,1学期の始業式でも触れたのですが,環境美化について,皆さんにお話をしてみましょう。 その学校の美化に対する意識がきちんとしたものであるかどうかは,トイレを見れば,すぐにわかると言われています。わたくしも他校を訪問した時に,必ずトイレを見ることにしています。 本校では,昨年度,環境美化室を設置し,校内美化に努めています。先生方の取り組みと,皆さんの協力で,学校のあらゆる箇所に変化が見てとれます。特にトイレは見違えるように綺麗になりました。先生方と皆さんの環境美化に対する意識が,少しずつではありますが,明らかに変化している証拠です。トイレ掃除は教養人の資質を磨く,絶好の場だとわたしは考えています。 トイレ掃除には次のような思い出があるので紹介しましょう。現代に生きる皆さんには決して経験できないことです。掃除は真剣に取り組むものであるということを,わたしはこのトイレ掃除から学びました。 ―― わたしが通った中学校は,瀬戸内海に浮かぶ小さな島,興居島にある,当時,生徒総数300名余りの学校でした。ちなみに,現在は,過疎化が進み,全国でも珍しい小・中一貫校になっているということです。 中学生活は全般的に楽しいものでしたが,トイレ掃除だけは,逃れたいと思っていました。それは今のように水洗トイレではなく,汲み取り式のトイレであったため,清掃の時間に,大きな柄杓で汲み取り,「肥たご」,つまり,肥桶に入れて,小高いところにある野壷まで,移動しなければならなかったからです。途中,険しい踏み分け道の坂があり,ここを二人で運ぶとき,前で「肥たご」をかつぐか,後ろでかつぐかで,大きな違いがありました。ジャンケンで前か後ろかを決めていましたが,後ろになると悲惨でした。急な坂道を登るため,後ろの生徒は竿を精一杯持ち上げなければならないのです。そうしないと,あの田舎の香水が自分の顔にかかってしまうのですから。必死で持ち上げるのですが,なにしろ背丈が低いために,バランスが崩れ,ひどい目にあったことが何度かありました。友人の中には,手を離したために,形容しがたい姿になった者もいました。 この中学校での貴重な体験が,掃除は真剣に取り組むものだということを教えてくれたのです。皆さんと一緒に掃除をするとき,いまだに思わず力が入ってしまのは,この時の貴重な体験のおかげだと感じています。 ―― (2000年11月19日 教務のひとりごと)に掲載 今後も,校内美化に真面目に取り組んでくださることを,先生方と皆さんにお願いをしておきます。 最後に,54期高3生の皆さん,センター試験まであと46日です。入試では奇跡は起こりません。やっただけが返ってくるのだということを,忘れないで,この後の一層の努力を続けてもらいたいと思います。現役生は,これから,まだまだ伸びるのです。試験の前日まで伸びるのです。最後の最後まで強いチャレンジの気持ちを忘れないでください。 高2以下の皆さん,皆さんもいずれ受験の時期を迎えます。今,どうも調子がよくないと思う皆さんは,何度も繰り返し申し上げますが,本気になって,自分の目標を定め,今までの自分と異なる自分を発見できるほどの努力を続けてください。例えば,空いている時間に図書館へ足を運び,学習してみようとか,職員室に質問に行くなどということも,これまでの自分とは異なる自分を見つけるきっかけになるかもしれません。行動を起こさなければ始まらないのです。自らの能力を信じ,努力を続けてください。皆さんは全員,素晴らしい能力を持っているのです。素晴らしいDNAを持っているのです。浪人ではなく現役で合格できるよう苦労をしてください。 小さいことを積み重ねていると,大きく飛躍できる日が必ずやってきます。 そして,この若い時期にこそ勉学に燃えてもらいたいと申し上げて,2学期の終業式の挨拶といたします。
今日の7時間目に中1生対象のロブバンク(卒業生による講演会)が行われました。
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今日の6,7時間目に宗教フォーラムが行われました。
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今日の6・7時間目に「生きるの教室」という出張授業が、本校中学2年生を対象に実施されました。
クリスマスに向けて、受付にはリースが掲げられています。
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4日目 ホテルから佐賀関港に向かう途中,別府湾サービスエリアに立ち寄った。お土産を購入する九州最後の休憩所で,生徒たちは長い列を作っていた。 佐賀関の出発が30分ほど遅れた理由が船の燃料補給であると聞いて驚いた。乗船したのはわれわれの集団だけであったので,臨時運航であったのだろう。三崎港まで70分で到着したが,船が小さいこともあって,佐田岬に入るまで少し揺れがあった。愛媛に上陸し,高速道路を利用して学校に到着したのが,予定より30分遅れの午後4時15分であった。バスガイドと運転手に対して,生徒代表の挨拶があり,校歌を歌って別れを惜しんだ。若いガイドさんが涙声になっていたのが印象的であった。思いを込めて懸命にガイドしてくださったことを,生徒が実感する出来事であった。 翌日の日曜日は休日で,月曜日に閉校式を実施し,わたしは生徒たちに次のように述べた。 ――学校長として,研修旅行に57期生と共に参加できたことを本当にうれしく思い,教員生活の素晴らしい思い出作りがまた一つできたことを君たちに感謝します。皆さんは旅行中,服装,態度,集合等において,実に素晴らしかったと思います。そのことに対して,拍手を送りたいと思います。(ここで,生徒全員の拍手が起こった。) 特にC組の皆さんと,また時にA組の皆さんとバスを一緒にさせてもらい,ありがとうございました。 まず,一番ありがたかったことは,4日間の旅程の中で,予定されたことが,予定通り進んだということです。―― そして,最後に友人や教師との絆を深めるという点について,次のように述べ,さらにJTBの方々や先生方に対する感謝の言葉を添えて,挨拶の締めくくりとした。 ――人間関係を深めるということについて,これからの人生で役に立つと思われる話をしておきましょう。 君たちの友人で,彼のあるいは彼女の性格がもう少し変わってくれるとよいのになあと思うことがよくあるのではないでしょうか。そのようなときにはぜひ,この言葉を思い出してほしいのです。それは,「自らが変わることによって相手が変わる。」ということです。 汚物には銀バエが,花には蝶がやってきます。自分が何者であるかによって,近づいてくるものも変わってくるのです。家族でも,夫婦でも,友人でも,自分が変わらなければ,相手は変わらないということをぜひ覚えておきましょう。相手だけを責めてはいけません。自らが変わって初めて相手が変わるのだと言うことをどこかで思い出してもらいたいと思います。 最後に,この修学旅行が順調に運んだのは,JTBの添乗員の皆さんのおかげであったことはもちろんのことでありますが,学年主任の德永康樹先生をはじめ,引率の先生方の細やかな心遣いがあったことを忘れないでください。夜中まで見回りをされていたことは,ほとんどの皆さんが気付いていないことです。このような目に見えない心遣いがあってはじめてこのような大きな行事が成り立っているのだということ,引率の先生方への感謝の気持ちを忘れないでください。 今後の57期生の検討を祈って閉校式の言葉といたします。――
今日から三学期開始です。
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