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チュータ日誌

チュータのひとりごと 第369回(2学期始業式挨拶(平成24年9月4日))

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皆さんおはようございます。

後期補習,高3生は第3回校内模試,そして高2以下の皆さんは第2回実力考査が終わり,2学期の始業式を迎えました。

夏休み中,高3生は勉学一筋に,また高2以下の皆さんは,勉学はもちろんのこと,部活動やその他の活動においても,集中と発散をうまく組み合わせて,充実した生活を送ってくれたものと思います。

夏休みの前期補習期間に台湾の高雄(カオシュン)にある道明中学・高等学校(英語名 St. Dominic High School) から昨年に引き続いて第3回目の訪問があり,ホームステイでは,一部の生徒の皆さんではありましたが,お世話になりました。また,中2と高1Eの皆さんにはそれぞれのクラスで,また寮自治会の皆さんにも「そうめん流し」等の歓迎プログラムを組んでいただき,ありがとうございました。高2寮生の信岡君の流暢な英語でのスピーチ,そしてコーラス,ダンスなど大いに盛り上げていただきました。また,本物の竹を半分に割って作ったそうめん流しのセット,たまった水を捨てるのに苦労をしていましたが,ご苦労様でした。道明中学・高等学校の男子生徒たちも大変喜んでいました。

昨年,道明中学・高等学校を訪問した皆さんも,また今年の夏にオーストラリア語学研修に参加した皆さんも,言葉は読み書きのほかに,話すことも大切だということに改めて気づいてくれたことと思います。

外国の方をお迎えし,あるいは外国に行って,会話をする際に,自分の意見をきちんと述べることができて,初めて会話をしているということになります。日常の挨拶ができるだけでは会話とは言えません。

そのことに気付くことが,海外研修や海外から生徒を受け容れることから学ぶ重要な事柄です。

さて,創立60周年を迎えている本年,この2学期には,916日(日)に創立60周年記念文化祭,そして,1020()に県内外,あるいは海外からもお客様をお迎えし,全校をあげて,この体育館で愛光学園創立60周年記念式典を行うことを報告しておきます。

話は変わりますが,ほんの数日前,ある高校の校長先生からお礼の電話がありました。本校の自転車通学生が,自転車で横転した他校の高校生の救護にあたり,救急車を呼ぶなどの適切な行動をしたことに対するお礼の電話でした。自転車等の苦情の電話がかかる中,久しぶりに気持ちがさわやかになる電話をいただきました。

さて,1学期の終業式で,いじめについて,相談をすることの重要性について触れましたが,加えてお話ししておくことがあります。それは,いじめを目撃した時の皆さんの対処の仕方です。いじめを目撃した時は,必ず先生方に報告をしてください。これはチクリではありません。いじめを受けている生徒といじめを行っている生徒の両方を救うことになるのです。人助けだと思って報告をしてください。学校は報告をした人たちを必ず守ります。いじめている人からの仕返しを恐れる必要はありません。

また,毎年行っているアンケート調査を学校と寮で行いますので,正直にアンケートに答えてください。いじめに遭ったり,いじめを目撃したら先生に早く相談すること,これが,いじめの最大の解決策です。

さて,中学1年生には話しましたが,1学期の617日,日曜日に沖縄で入試説明会を行いました。今回の訪問は,総務部長の和田誠先生とわたしの二人が出席しました。

ご父母だけでなく,小学生の参加が多くありました。

実は,この説明会を開催するにあたって,和田先生と相談し,今回は服装を背広ではなく,沖縄の「かりゆし」ウエアでやってみようということになりました。二人同じ柄の「かりゆし」を購入しました。お手伝いに来てくださったご父母から,「かわいい」いう声をかけていただき,どのように対応してよいのかとまどってしまいました。

驚いたことに,説明会終了後,数名の男子児童からサインを求められました。中には自分が身に着けているシャツに人生訓とサインを書いてほしいと言う児童もいました。

わたしは,これまで,数々の入試説明会に参加してきましたが,サインを求められたのは初めてです。「かりゆし」が児童の心を引き付けてくれたものと思います。

このように,全国各地で,本校に入学を希望する児童,生徒の皆さんに本校に来てもらうよう,いろいろと働きかけています。そのためには,在校生の皆さんが大学進学において,しっかりとした実績を出してくださることが,最も大きな効果を呼ぶことになるのです。

その意味で,まず,55期高3生の皆さんに期待します。

55期高3生は夏休みを終えて,いよいよ,受験に向けてまっしぐらに進むことになります。いつも申し上げていることですが,学年主任の上木先生を中心に,生徒と生徒のティームワーク,生徒と先生のティームワーク,さらには先生方のティームワークを組んでいただき,受験は団体競技,心を合わせ,覚醒した状態で,一直線に大学に格を合わせる「合格」という二文字に向かってまい進してくださることをお願いし,2学期始業式の挨拶といたします。

 


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