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チュータ日誌

2012年12月アーカイブ

高Ⅱ進学講話・入学試験会場準備

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  今日で,2012年の通常授業は終了です。

昨日、中2生対象に高山良二さんの講演会が開かれました。

図書館・写真部・サッカー部

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今日は3つの内容を紹介します。

ロボコン部

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午前中の雨も午後には止み、青空がみえています。

― 愛媛県私学教育の可能性を最大限に発揮するために ―

○私立高等学校等経常費補助の維持・拡大

○保護者の教育費負担の公私間格差の是正

 上記を大会スローガンにし,12月8日()に国際ホテル松山を会場として,第1回愛媛県私学振興大会を開催した。主催は愛媛県私立中学高等学校連合会と愛媛県私立中学高等学校保護者会連合会で,後援は愛媛県議会自民党私学振興議員連盟,日本私立中学高等学校連合会,そして,日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会である。

 愛媛県私立中学高等学校21校の保護者及び教職員,約380人が出席し,本校からは市内在住の保護者35人,教職員3人が出席した。

愛媛県私立中学高等学校連合会会長としての挨拶を紹介したい。

―― 第1回愛媛県私学振興大会開催にあたり,主催団体であります愛媛県私立中学・高等学校連合会を代表いたしまして,ご挨拶申し上げます。

本日は,お忙しいところ,中村時広知事,そして岡田志朗県議会議長を初めとし,私学振興議員連盟の県議会議員の先生方にご臨席いただきました。本当に有り難うございます。

日頃より,愛媛県私立学校教育の振興につきまして,ご理解,ご協力をいただいております。この場をおかりしまして心よりのお礼を申し上げます。

愛媛県には私立中学・高等学校が21校あります。

それぞれの私学は,各校独自の建学の精神を堅持しつつ,「親と子と先生」の三位一体の教育を実践し,日々学校づくりに励んでおります。

わたしたち愛媛県の私立学校は,「私学は一つ」「教育は私学から」の理念と誇りを持ち,個々の学校の特徴を出しつつ,私学としての情報を共有するべく努力を重ねています。そして,社会や時代の要請に応え,学問の分野,スポーツの分野,さらには,文芸の分野で数多くの人材を輩出してまいりました。No education, the people perish! 教育なければ民滅ぶ!今後も本県の私学の教育の期待に応えるべく,我々は常にチェインジとチャレンジ,変革と挑戦を重ねてまいる所存であります。そして本県教育の発展のために努力し続け,子供達を安心して託すことの出来る私立中学高等学校であり続けたいと思っています。

私学の経営基盤は,保護者からの学納金と私立高等学校等経常費助成費補助から成り立っています。

私立高等学校等経常費助成費補助とは,私立学校の運営費補助のことを言います。運営費補助は私学助成の基幹的制度と言えるもので,国庫補助と県費補助からなっております。なお,経常費補助は地方交付税措置の対象とされています。この制度は私立学校の教育条件の維持向上,児童生徒の修学上の経済的負担の軽減,私立学校経営の健全性を高めることを目的とするものであります。

本日のパンフレットに都道府県別私立高等学校等経常費助成の一覧表を掲載いたしました。

実は,平成20年度と21年度の2年間,愛媛県の運営費補助金は国の標準単価よりも低い金額でありました。

しかし,平成22年度,県費補助の増額により国の標準単価まで増額していただいたことを大変ありがたく,知事をはじめ,県関係の皆様に心より感謝を申し上げます。

ただ,それでも,24年度分を全国と比較しますと,中学は全国10位でありますが,高校は全国39位となっており,全国平均には達しておりません。

また,国や県から就学支援金という援助をいただいておりますが,私立学校と国公立学校とでは,まだまだ保護者負担の差があり,教育環境の差があることも事実であります。この格差是正に向けて,国や県の関係各位に更なるお願いを続けなければなりません。そして,私学が,真の学校選択の自由の下,公教育の一端を担い,本県教育の発展のためにさらに取り組んでゆけますよう,更なるご理解,ご協力をお願いする次第です。

最後になりましたが,本日は,お忙しい中,私学に集う,保護者の皆様が,このように多くご参加いただきましたこと,心よりお礼申し上げます。

のちほど,5校の代表の保護者の方々から,子供達のいきいきとした生活やその成長をお話ししていただくことになっています。どうかよろしくお願い申し上げます。

皆様,本日は本当に有り難うございました。

愛媛県私立中学高等学校連合会会長 中村道郎 ――

この第1回愛媛県私学振興大会について,12月9日()付の愛媛新聞に記事を掲載していただき,大変感謝していることを最後に追加報告しておきたい。

(下の写真は大会の様子。写真は本校事務員の森田が撮影)

 

大会写真.JPG

下の写真は、愛媛県私立中学高等学校保護者会連合会会長の山本宗宏様です。

山本様.JPG

 

 

 

今年の「チュータのひとりごと」は今回で終了し,来年は120()に開始いたします。

ご家族お揃いで,よいお年をお迎えください。

 

校内柔道大会

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本日は校内柔道大会が行われました。

授業風景

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本日は授業風景をいくつかお届けします。

中3女子・中1体育

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 冬の穏やかな一日,6時間目の体育を見に行きました。グラウンドでは,中3女子と中1の授業が行われていました。

昼休みの食堂と売店

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昼休みの食堂と売店を訪ねてみました。

中1英語・高Ⅲ壮行会

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今日は二つの話題を。

クリスマス祝会

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本日は午前中が特別時間割で、午後はクリスマス祝会が行われました。

皆さんおはようございます。4日間,それぞれに充実した休日であったことと思います。3学期の始業式は恒例によって,放送で行います。

先日,1120日(火)のロングホームルームの時間に,中3生から高Ⅲ生の皆さんにJA共済主催の自転車交通安全教室を実施し,事故が実際どのようにして起きるかを学習していただきました。

最近,全国各地で自転車による事故が多発しています。車との接触,自転車同士の衝突,そして,歩行者との接触などです。

本校でも,体育科の河野先生,近藤先生を長とする生徒部より,たびたび注意が喚起されていますが,大切なことですので,この始業式において再度,取り上げたいと思います。

県内では,昨年度,交通事故件数が,中学生では113件,高校生では234件に上っており,そのうち,自転車利用時の交通事故が中学生108件,高校生204件とかなりの割合を占めています。

こういった状況の中,『児童・生徒を交通事故の被害者にも,加害者にもしない』こと及び自転車利用時のマナーアップを目指すことにより,「規範意識の向上」を図ることを目的として,愛媛県私立中学高等学校連合会21校は愛媛県警と,「自転車の交通違反情報学校連絡制度」に関する協定を締結しました。このことは,それぞれのご家庭に文書で連絡をしていることです。これは,学校・家庭・警察がより一層の連携を図り,地域ぐるみで児童・生徒を守ろうという取り組みです。

この制度は平成24921()に運用を開始しています。

指導手順については,家庭に送付されている文書に記載していますのでよく見ておいてください。

―― 一部省略 ――

自分だけは事故に遭うことはないなどという過信は禁物です。事故はいつ起こっても不思議ではないのだということを,常に意識して,自転車に乗ってほしいとお願いをしておきます。

さて,今日は真剣勝負ということについてお話をしてみましょう。

わたしは,皆さんの前で,よく「授業は真剣勝負である。」と言ってきましたが,この真剣勝負について,パナソニックグループ創業者の松下幸之助氏が次のように語っています。

「剣道で面に小手,胴を着けて竹刀で試合をしている間は,いくら真剣にやっているようでも,まだまだ心にスキがある。打たれても死なないし,血も出ないからである。しかし,これが木刀で試合をするとなれば,いささか緊張せざるを得ない。打たれれば気絶もするし,ケガもする。死ぬこともある。まして真剣勝負ともなれば,一閃(いっせん)が直ちに生命(いのち)にかかわる。勝つこともあれば,また負けることもあるなどと呑気なことをいっていられない。勝つか負けるかどちらか一つ。負ければ生命がとぶ。真剣になるとはこんな姿をいうのである。人生は真剣勝負である。だからどんな小さな事にでも,生命をかけて真剣にやらなければならない。もちろん窮屈になる必要はすこしもない。しかし,長い人生ときには失敗することもあるなどと呑気にかまえていられない。これは失敗したときの慰めのことばで,はじめからこんな気がまえでいいわけがない。真剣になるかならないか,その度合いによってその人の人生はきまる。大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない。おたがいに心を新たにして,真剣勝負のつもりで,日々にのぞみたいものである。」

と述べています。

授業が真剣勝負であれば,眠っている生徒がいるなどという事態が生じるはずがないと思うのですが,どうでしょう。これは生徒の皆さんだけの問題ではありません。教壇に立つ側の教員も心しておかなければならない問題だと,わたしは強く思います。

授業を通してこそ,生徒と教師の心が真に通い合うのではないかと申し上げておきます。

最後に高Ⅲ生の皆さんは,この4日間の休日の二日間,校外の会場に出かけて行って,センタープレテストを受験しました。校外の受験場に慣れてもらおうという配慮から組まれている模擬試験です。よい経験ができたことと思います。この後も,さらに実力を伸ばし,十分な態勢で本番のセンター試験,そして2次試験に臨んでくださることを願って,3学期の始業式の言葉とします。

 

 

高校三年生体育

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今朝の松山は、曇りです。

12月7日 金曜日です

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いきなり寒くなりました。

今日は3つの内容を紹介します。

俳句部吟行+ロブバンク(中2)

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今日は2つの内容を紹介します。

3学期が始まりました

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4日間の期末休暇を終え、今日から三学期が始まりました。

11月18日()の「土木の日」にちなんで,宮本武之輔銅像完成記念式典が道後のホテルで行われた。

 「この式典は宮本武之輔を偲び顕彰する会」(*鈴木幸一会長,*古川勝三副会長)が創立5周年記念事業として,「宮本武之輔銅像設置プロジェクト」を行った結果,銅像が完成し,この日を迎えたのである。

 わたしは,会員ではないが,宮本武之輔が*興居島(ごごしま)の生まれで,記念碑が建立されているのは小学生のころから知っていた。記念碑はわたしの実家から100メートルくらいのところにあり,偉人の記念碑であると聞いていた。しかし,どのような人物であるか,よくは分かっていなかった。

 新聞に寄付を募る記事が掲載されているのを見つけ,興居島で育ったことを誇りにしているわたしは,もう一つ誇れることが増えることを心からうれしく思った。さっそく,興居島で暮らしている同級生に電話をしたが,まだ,島民には詳しく知らされていなかったようである。わたしは寄付の申し込みを島民としてしたかったのだ。ところが,振込形式であったため,結局,住所は興居島ではなく現在の住所でせざるをえなかった。

 記念碑は興居島の役場のすぐ横に建立されており,その表の面には,「偉大なる技術者 宮本武之輔博士 この島に生る」とあり,背面には,「宮本武之輔君は正義の士にして信念に厚し 卓抜せる工学の才能と豊かなる情操と秀でたる文才とを兼ね具え終生科学技術立国を主唱す 知る者皆其の徳を慕ふ」と刻まれている。この表の面と背面の文字を小さいころに読んだかすかな記憶はあるものの,それがどのような深い意味を持っているのか考えたことはなかった。したがって,刻まれた文字を実際に確認したわけではなく,式典のパンフレットから引用させていただいたものである。

 宮本武之輔の略歴を放送大学客員教授の大淀昇一氏の紹介文から引用させてもらう。

 ――宮本武之輔は明治25年興居島に生まれ,小学校の頃,父親が事業に失敗し,全財産を失い中学校に進学できず,瀬戸内海航路の貨客船のボーイとなって家計を助けた。その後,興居島の篤志家宮田兵吉の援助を受け勉学の道に戻り,私立錦城中学校に編入学し,異父兄窪内石太郎の影響を受け工学のコースを歩む決心をする。第一高等学校を無試験入学,東京帝国大学土木工学科を主席(恩賜の銀時計組)で卒業後,大正6年内務省に入省する。

利根川,荒川の大規模河川改修を手掛け,荒川では,「小名木川閘門」の設計施工を担当し,大正12年から大正14年の1年半,鉄筋コンクリート構造物の研究のため,欧米諸国(フランス,ドイツ,イギリス,アメリカ)を歴訪した。昭和2年の信濃川大河津自在堰陥没事故で,信濃川が干上がり農業用水が枯渇する事態となったため,内務省の威信をかけた可動堰建設の陣頭指揮をとり,出水や風雪,風土病と戦いながら,わずか4年後の昭和6年に完成させ,越後平野を洪水から守り,民衆のために尽くした。

また,コンクリート工学博士となり,『鉄筋コンクリート』『治水工学』等を執筆,昭和12年に東京帝国大学教授(河川工学)を兼任する。――

東京大学名誉教授の髙橋裕氏の講演の中で宮本武之輔の人柄や言葉が紹介された。その中で,最も心に残ったのは,彼の信条「PRO BONO PUBLICO (ラテン語・公共の利益のために)」と「誰(どの分野の人)とでも話し合える言葉を持つ」という言葉であった。これこそ,本校の目指す世界的教養人の姿ではないかと直感したからである。

*鈴木幸一会長 国立新居浜工業高等専門学校校長・愛媛大学名誉教授(本校卒業生のお父様)。

*古川勝三副会長 八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会顧問。

*興居島(ごごしま) 瀬戸内海に浮かぶ忽那七島の一つ 高浜港から船で15分のところにあり,現在住民は約1,200人で,ミカンの産地で有名。


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