本日、6・7時間目にドミニカンセンターで中3生対象の宗教フォーラムが開催されました。
このフォーラムは、中学3年間のCLE(宗教)の時間の総まとめとして、講師をお招きしてお話を伺い、「命」や「生き方」を考える場として設けられたもので、2年前から実施しています。
今年の5名の先生方です。
司会は、ホアン神父様。
元海上自衛官で本校元事務長の瀬川紘一郎さん。(本校4期生)
自衛官としてのご経験のお話、そして「人に尽くす気持ちを忘れないでほしい」と語ってくださいました。
国語科・和田隆一先生。(本校11期生)
初代校長田中忠夫先生の教えを後輩に伝えてくださいます。
「人生において、勝者となったとしても敗者へのまなざしを、その視点を持っていてほしい。」
坂出・聖マルチン病院の井原彰一先生。
医師であり、神父様でもある先生は、いくつかの本をご紹介くださいました。
その一つはフランクルの「夜と霧」。極限状況にあっても希望を失わない生き方、人間としての尊厳を失わない生き方について話してくださいました。
別府市で社会的弱者の人々の援助をされているシスター純愛さん。
マザーテレサの修道会に所属されているそうです。
「分かち合う」という生き方について語ってくださいました。
同じ修道会のシスター・ジョナス・マリーさん。
フォーラムの後、生徒たちにはシスターからパンフレットとメダイが授けられました。