愛光学園

60周年特別企画ページはこちら

WWW を検索 愛光学園サイト内を検索

チュータのひとりごと

教務のひとりごと(51) ・ 寮(安息日)

|
卒業式(3)

 25期生を送り出して,希望どおり中3の担任になった。29期生である。この学年では,生徒に英語の実力がつくと思うことは,どんなことでも試したことが記憶に残っている。愛光での「チュータブック」を作成したのもこの期である。無茶ではないかと思われるくらい生徒に英語を勉強させたが,わたしも教材作りに燃えた。他教科の先生方から,英語だけ勉強させてよいのかという苦情が出たくらいであるから,どの程度英語の学習を生徒に要求したか,容易に想像がつくであろう。

 わたしはこの29期から英語のR(リーダー)を担当することになった。それまでは,英語のGC(グラマー & コンポジション)を指導していた。リーダーを初めて担当するということも手伝って指導に力が入った。

 こうして29期生と共に歩み始めてから2年間が経過し,高2の校外模擬試験を受けることになった。この校外模擬試験で驚くべきことが起こった。それは名実ともに関西の実力校であるN校に全体の平均点で1点しか負けていない成績が取れたことである。生徒たちにこれを伝えると歓声が上がった。当時は,N校やK校に,英語の成績で勝るということは難しいと言われていた。

 わたしはこの時,この29期生が英語で全国トップの成績を取る日は遠くはないと確信した。予想通り,高3で受けた校外模試のすべてにおいて,N校を超えた。もちろんK校やL校をも超えていた。ペアーを組んでいた,現在高1を担当している河合審先生と共に喜び合った。生徒たちは自信を持っていた。全国のトップレベルにいることが生徒たちに与えた影響力は,計り知れないものがあった。

 校外模擬試験の結果が返ってくるのが待ち遠しく,事務室に何度も確認に行ったものである。ある時,返ってきた資料を早く見たいと思い,箱を開けて結果を確認してから,箱にガムテープをして元通りにしておいたところ,当時の進学主任の白井照久先生がこれに気付き,厳しく注意を受けたこともあった。それほど結果が楽しみだったのである。

つづく
 

 

2013年1月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

All Rights Reserved Copyright AIKOU educational institution