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チュータのひとりごと

教務のひとりごと(62)

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教え子(1)

 先週の「教務のひとりごと」で,中2の懇談会に出席したことを話したが,その席に,時々同窓会で出会う卒業生の顔があった。彼は,わたしが本校に赴任した時に担任をした中3b組(23期生)の隣の中3c組に在籍していたと記憶している。

 全体会の会場で,「あれっ,君のお子さんは中2生!」と声をかけたが,本当に驚いてしまった。自分の教え子の子供が入学していて,しかも英語という教科を担当している。不思議な巡り合わせだと思うと同時に,感謝の気持ちが湧いてきた。親が卒業した母校に子供をやりたいと思ってくれることは,学校にとって,また,教師にとって,とてもありがたいことである。自らが学んだ学校や指導を受けた教師を誇りに思えばこそ,子供を母校に送りたいという思いになるのであろう。

 また,親が自分が学んだ学校を誇りに思い,子供を母校に送ろうと思うことは,学校の歩んできた道が卒業生のご父母から一定の評価を受けていると確信してもよいのではないか。

 わたしが本校に赴任してから四半世紀が経過した。そして学校の歴史は半世紀という時を刻んできた。卒業生からはもちろんのこと,社会から高い評価を受け続けるには,そこに在籍する生徒と,教職員が心を合わせて努力を重ねなければならない。それが創立50周年の年に本校に在籍,在職しているものの務めではないかと思うのである。


2013年1月

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