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チュータのひとりごと

教務のひとりごと(65)

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 ホームステイ
 
今年も7月28日に,高1生の希望者が,オーストラリアへ語学研修に出かける予定になっている。この研修は今回で4回目になるが,実は,わたしは,この語学研修計画の準備委員長を命じられ,4年前の夏休み中に,初めてブリズベン,シドニー,メルボルンを8日間かけて訪問した。教育研修ということもあって,ブリズベンとメルボルンでは,小,中,高の授業を参観した。

 このプログラムには,ホームステイも含まれており,わたしは男の子が二人いる家庭にお世話になった。

 オーストラリアで話される英語は,アメリカ英語と発音が少し異なると聞いていたが,会話をする時に少し困ることは,エイという発音がアイと発音されることである。

 ホームステイの初日,夕食が終わり,日本の話や,ホストファミリーの話などで会話が盛り上がっている時に,急に男の子の父親が「アイト ダイズ?」とわたしに質問した。わたしは一瞬何を聞かれたのか,とまどってしまった。

 困惑する頭の中で,オーストラリアの英語ではエイをアイと発音するのだということを思い出すのに,しばらくの時間を要した。

 そして,これは Eight days? と聞かれたのだとやっと分かった。つまり,オーストラリアに8日間滞在するのかという質問であった。長い文章の中で,エイをアイと発音されても理解できるのだが,このような短い文の中では,瞬時には,理解できなかったのである。

 オーストラリアの語学学校では,エイをきちんと発音すると聞いていたが,わたしが聞いた限りでは,すべての人が,エイをアイと発音していた。この国を訪れる時には,この発音に慣れておいたほうがよいであろう。

 また,季節については,この時期オーストラリアは冬ではあるが,本校が語学研修を行う都市が,ブリズベンであることもあって,それほど寒くはなく,心配する必要はなさそうである。

 わたしがブリズベンの空港に降り立った時,日本の5月の気候によく似ていると思ったくらいである。

つづく

 1学期最終の「教務のひとりごと」です。
次回,第66回は9月8日の日曜日に掲載します。 

2013年1月

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