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チュータのひとりごと

教務のひとりごと(71) ・ 英語検定 ・ 面接試験指導

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 しまなみ海道ウォーキング(2)

先週,「しまなみ海道ウォーキング」の天候のことについて触れたが,この行事には,次のような出来事もあったので,付け加えて締めくくりとしたい。

この行事のために,3名の同窓生医師が事故に備えて本部に待機をしてくれていた。しかも,在校生のためにと,ボランティアでの参加であった。熱中症に備えて,点滴を用意していたとのことである。

万一に備えて救急車配備のシュミレーションも行われていた。

わたしの車が学校を出発したとき,空は晴れていたが,吉海町に近づくにつれて前方の空を黒雲が覆い始めた。ある程度予想していたとは言え,雨が避けられないことを覚悟しなければならなかった。

吉海町の「町民会館」に到着したときは,まだ曇りの状態ではあったが,昼食後,パラパラと雨が落ち始めた。「小雨決行」と決まってはいたが,雨が生徒にどのような影響を与えるのか,心配であった。

ハザードランプを点滅させて徐行をしながら,雨の中を歩いている生徒の様子を観察していたが,心配はないように見えた。こちらが心配するほどには,雨は生徒に影響を与えないのであろうか。そのような不安を抱きながら,徐行運転している時に,パトロールカーに呼び止められた。わたしの車が故障しているのではないかと思われたようである。理由を説明して巡回を続けた。生徒が全員,「吉海町民会館」を通過したことを確認した後,最終ゴールの「糸山公園」に向かった。

最終ウォーカーがゴールに到着したのは17時20分頃であった。最終ゴールの班員をチェックした後,事故者ゼロが報告された。

3人の同窓医師は,「降雨があったため,熱中症の生徒が出なかったのが幸運であった。」と強調した。雨の中を歩いた生徒や教師は,それなりに大変であったろうと想像できるが,この日は天の采配の妙を感じざるを得なかった。


2013年1月

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