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チュータのひとりごと

教務のひとりごと(77)

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 もう一つわたしが気をつかったことがある。それはボニファシオ・ソリス管区長が式典に列席してくださることであった。最初は,神父様のご都合でメッセージだけが送られてくると聞いていた。しかし,ご本人がお見えになることが決定し,ありがたいことであるとみな大喜びした。

管区長は英語に大変堪能であると聞いていたので,メッセージが英語になることはある程度予想できた。生徒たちが英語を学習しているので,英語でメッセージをと考えてくださったようである。

ボニファシオ神父様の紹介は最初日本語でした後,英語でもすることにした。日本語の紹介が終わった後,本校の教員が演壇までご案内する手はずが整っていたのだが,日本語の紹介が終わるとすぐに,神父様は演壇に向かって一人で進まれた。本校の教員が舞台に出てこないので,打ち合わせが変わったのであろうと思いながら,英語で紹介を始めた。後で聞くと,本校の教員が舞台の袖で案内に向かおうと思った瞬間,神父様が一人で演壇に向かわれたため,舞台に出るタイミングを逸してしまったことが分かった。

神父様の英語のスピーチは,中学生には少し難しかったのではないだろうか。会が終わったあと,高校生がやってきて,「実際のスピーチの要点をまとめて,少し短くしていましたね。」とわたしに話しかけてきた。高校生にはよく理解できていたようである。

式典の第1部は1時間を要した。この間,生徒たちは私語をすることもなく,厳粛な雰囲気の中で,学校長の式辞や来賓の祝辞に耳を傾けていた。

第2部は本校の高校部生徒会長と中学の女子生徒の司会で始まった。第2部は,高1E組の女子生徒による「創作ダンス」,生徒有志による「AIKOソーラン」の演技が行われ,会場は一気に盛り上がった。「生徒代表謝辞」で雰囲気が厳粛なものに戻り,その後,司会を生徒とタッチして,フェリペ・ミゲレス理事長の司式による「神の祝福を乞う祈り」,「校歌斉唱」,「閉式の辞」と続き,50周年の式典を無事終えることができた。


2013年1月

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