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チュータのひとりごと

教務のひとりごと(87) ・ 中2弁論大会

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英語小テスト(2) 先週の続きです。

 この小テストの効果を上げるため,担当の教師によって少し形は違うものの,合格点を取らないと,生徒にペナルティーが与えられる。

 ペナルティーの内容は,その日の範囲の単語と暗唱文を数回書いて提出するというものである。この提出に,29期生の一人が「カキカキ」という呼び名をつけた。提出を忘れると「カキカキ」の回数が増えることになっており,考えられないほど多くの「カキカキ」に挑戦(?)した生徒たちもいた。

 また,指と指の間に鉛筆をはさみ,一度に4回分の単語や暗唱文を書く新技術(?)を案出した生徒もいた。このことには,その生徒が卒業するまで気付かなかったので,実際にどのようにして書いたのかは,未だに分かっていない。

 暗唱文のペナルティーの場合には,職員室や研究室の前で,口頭による暗唱を求められるケースもある。すらすらと言えないと,何度もやり直しを命じられるので,自然に口から出てくるようになる。卒業後も暗唱文がすらすらと出てくるのは,これらを含む3年間の特訓のおかげであろう。

 教師が予習の大切さを教えようと,いろいろと工夫を凝らしても,生徒たちは小テストや授業の準備ができないこともある。それを,いかに指導して,継続させていくかが今後の課題である。


2013年1月

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