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チュータのひとりごと

教務のひとりごと(123)

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ミカンと教育(2)

最近,全国で,勉学を大切にする,いわゆる進学校が増えてきた。そして,それぞれの進学校が,独自のセールスポイントを持ち,生徒募集を行っている。

 本校も勉学を大切にする学校で,50年の歴史がそれを証明している。50年の間に培われてきた進学のノウハウは,新設校には真似のできない部分があるということはよく分かった上で,やはり,常に新しい学校であるという意識も必要ではないかと思うことがよくある。

 伝統の上にどっかりとあぐらをかいていると,新進の学校にいつの間にか追いつかれ,気づいてみると追い抜かれているということは,あり得ない話ではない。

 そのような結果に陥らないためには,伝統を大切にする一方で,常に新しいチャレンジ精神を持つ姿勢を忘れないことである。それには個々の教員が,自らの教科指導や生徒指導に問題意識を持ち,新しいチャレンジを試みる姿勢を持ち続け,学校という「チーム」全体で力を合わせることしかないのではないか。

 衣服の流行は繰り返されると言うが,ミカンの品質は常に改良の道を歩んでいる。われわれの教育はミカンの品質のように,伝統を重んじながら,改良の道を歩むべきものではないかと思う。

 おわり



 今年度の「教務のひとりごと」は今回が最終です。

 来年度は4月11日(日)に第124回を掲載する予定です。


2013年1月

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