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チュータのひとりごと

2004年7月アーカイブ

地区別懇談会(2)

 クラス別の懇談会が終わると,懇親会が行われる。少しアルコールが入るせいもあるが,会の雰囲気がずいぶんなごやかになる。わたしはアルコールは苦手ではある。しかし,このようななごやかな雰囲気は,ざっくばらんに教育に関わる話ができるから大好きである。もちろん,話題には,昔の思い出や個人的なことも入り,次から次へと話が展開していく。約2時間があっという間に過ぎてしまうこともある。

 ご父母も教員も,お互いに今まで気付いていなかったことに気付かされ,会が終わる頃には,何かしら連帯感のようなものが生まれる。少しオーバーな表現になるかも知れないが,この連帯感こそが明日の学校を築くと言っても過言ではないと思う。「親と子と先生」という教育の「三位一体」の一翼を担うのが,この地区別懇談会だと言えるのではないだろうか。

 宮崎と大分の懇談会は,松山の懇談会とは少し形式が違う。3名の教員が出席し,最初の30分から40分は同じ形式であるが,クラス別の懇談会ではなく,全学年が一堂に会して行う形の懇談会を行う。この場合,出席しているご父母は各学年から意見が出されるので,自分の子どもの学年が上がるにつれて,どのような問題が出てくるのかがよく理解できる。

 子どもが寮に入っていることが,遠く離れたご父母の連帯感を増す。ほとんど全生徒のご父母,それも多くがご夫婦で出席していることからも,それが伺える。

 懇親会では,話題が懇談会の時よりもさらに具体的になり,ご父母が愛光の教育にいかに期待しているかがよく伝わってくる。

 また,ほとんどのご父母がほぼ毎日,愛光のホームページを見ていると聞いて,自分が担当している「チュータ日誌」と「チュータのひとりごと」を更に充実させる工夫をしなければならないと思った。

 おわり


 お知らせ

 「チュータのひとりごと」は,今回(第136回)が1学期の最終回です。

 2学期の「ひとりごと」は9月5日(日)から開始する予定です。

地区別懇談会(1)

 今年も6月5日(土)の中3,高Ⅰの松山での懇談会を皮切りに,各地域で行われる地区別懇談会がスタートした。

 わたしの今年度の担当は,高Ⅰ,宮崎,大分,今治,高Ⅱと計5回である。そのうち,高Ⅰと宮崎,大分が終わったので,記憶が薄れないうちに各地区懇の実情を書き留めておきたい。

 6月5日(土)に実施された高Ⅰの会は,道後にある「にぎたつ会館」で行われた。

 最初に学校の現状報告,そして進学の報告で30分から40分間の時間を要した。

 高Ⅰの学年主任は寅岡真也先生で,クラス担任はA組・尾﨑誠治先生,B組・西村拡明先生,C組・飛鷹茂和先生,D組・寅岡真也先生,E組・砂田良彦先生の5人である。

 寅岡先生は昨年度まで広報を担当していたこともあって,人前で話す話術を会得しているのであろう。間の取り方がうまい。各先生方を紹介するのに,特徴をよくつかんで話をしていた。

 全体会の後,各クラスの懇談会が行われる。実は,このクラス別の懇談会がこの地区別懇談会の目玉である。学年の現状,クラスの雰囲気,進路などが話題となるが,ご父母が疑問に思っていることも話題に上る。

 わたしがクラス担任をしていたときは,このご父母からの質問が楽しみであった。この質問から,ご父母がどのように学校や教員のことを考えているのかがよく理解できたからである。中には全く真実でないことが伝わっていて驚くこともあったが,ご父母のいろいろなものの考え方に接して,自分も大きく成長できたような気がする。

 ご父母どうしの意見の交換も行われる。ご父母から質問が出され,別のご父母がそれに対して答える。これは,地区別懇談会でしか見ることのできない光景であろう。

 つづく

2013年1月

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