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チュータのひとりごと

2004年10月アーカイブ

寮の紹介(2)

寮生の1日の生活を撮影して,会議に参加している教員に見てもらったが,ある問題点が指摘された。それはフラッシュをたくために,バックが暗くなるというものであった。確かにメインの対象人物や対象物ははっきり写っているのだが,背景となる部分が暗い。

わたしは今までこのことを意識したことがなかった。ホームページに掲載する写真を撮るときは昼間でもフラッシュをたくことにしていた。こうすると対象の生徒や物の輪郭がはっきりする(?)からである。

わたしは写真撮影のプロでもなければ,写真を撮るのがうまいわけでもない。ただ一つ,生徒の姿をどのようにご父母に紹介すれば,いきいきとした姿が伝わるかということだけを考えて写真を撮影してきた。

チュータ日誌はそれでよかったのであるが,寮の紹介の写真となると少し事情が違う。やはり暗い部分がある写真はイメージが悪いとのことであった。

実はアクセス数が100万件を突破したのを機に,新しいカメラ(パナソニックの「ルミックス」)を購入してもらっていた。

わたしは以前のカメラを使用するときに,カメラの持ついろいろな機能をあまり使うことはなかった。それで,用は足りていたのである。

今回,全体を明るくするとなると,画質は落ちるが感度を上げるしか方法がないと教わったので,新しいカメラの機能を使って,「ISO」を400にし,明るさが自動で3段階になる3枚連写で撮影することにした。もちろんフラッシュを使用しないことにした。

この新しいカメラを買った時には,ホームページに寮のコーナーを設けようという話は出ていなかった。不思議なもので,寮の写真を撮影するために新しいカメラが大いに役立つことになったのである。以前のカメラには感度を上げたり,明るさを変えて3枚連写をする機能はなかったので,全体を明るくすることは不可能であったろう。

 つづく
 
寮の紹介(1)

最近「チュータ日誌」に寮の写真を掲載するケースが多くなっている。

日誌に掲載する学校行事がない時,足は自然に寮,図書館,または中1の教室に向かっている。たとえ,前回写真を撮影したのと同じ時刻に出かけて行っても,そこには,全く違った生徒の姿があることを,日誌を綴った4年間の経験が教えてくれるからである。

特に寮生の姿は,ご父母にこの上ない安心感を与えることが,お礼の手紙や挨拶の言葉から伝わってくる。以前にも述べたが,寮生の写真を掲載するとき,ディスプレイの前のご父母の笑顔が目に浮かんでくる。この笑顔が日誌を続ける原動力となっているのは言うまでもないことである。

今回,寮生の写真が多くなっているのには理由がある。それは,入寮を希望する生徒のために,寮の情報をできるだけ詳しく伝える寮紹介のコーナーをホームページに設けることになったからである。現在,関係教員が集まって会議を重ねている。

プロに任せるという意見もあったが,われわれ教員で作成できれば,できばえはともかく,心のこもった作品ができるのではないかという思いから,皆で力を合わせて作ることになった。

わたしの担当は写真撮影で,この2週間,時には朝早く,また,時には夜遅く寮を訪問している。

わたしは,本校に赴任する前の新任教師時代,4年間の塾生活(寮生活)を送っている。その経験とこの4年間の写真撮影とで,どこを撮ったらよいかということは,すぐに頭に浮かぶ。またアングルも何となくイメージされている。



 つづく
暴風警報(4)

 自宅である程度確認をしてはいるものの,学校長および関係教員が7時30分に集まり,対策を協議するのに資料がないということでは困るので,どうすればよいのか考えたが,OA担当の先生に来てもらうしか方法はない。

 しかし,6時に電話をするのも失礼だと思い,6時45分まで待つことにして,その間に松山地方気象台に電話をしてみると,暴風警報が中予地方に昼前に出されるであろうということと,午後3時すぎに中予地方が暴風域に入るという情報が得られた。

 6時45分に電話をしてOA担当の先生に学校に来てもらったが,わたしの利用しているインターネットはまだ修復できていなかった。他社の回線からアクセスする方法があるということで,ぎりぎりのところで手に入ったすべての情報をもとに,関係教員で協議し,35分授業で6時限授業をすることに決定した。

 予定通り,授業が進む中で,JRの上り特急が運休になったという情報が入り,まもなく,午前中で上下の特急,普通列車の両方が運休になるという情報も飛び込んできた。

 再度,関係教員が集まり協議したが,いずれ中予地方に暴風警報が出ることは明白なので,3時限で授業を打ち切ることに決定した。時刻は午前10時40分であった。生徒たちは自教室に集合し,教頭から放送によって直ちに下校するよう連絡がなされた。

 新居浜から通学している生徒については,列車を利用できないことが分かったため,スクールバスを新居浜まで運行することにした。

 中予地方に暴風警報が出たのが午前11時で,実際に風雨が強くなったのが,午後3時頃であった。


 終わり


暴風警報(3)

 前回で暴風警報についての話を終了する予定であったが,台風21号がまたしても四国に上陸し,授業を途中で打ち切るという状況になったので,そのいきさつについて2回に分けて述べてみよう。

 今回の台風は昼間に通過したために,その対応に苦慮することとなった。

 前日の予報で朝早くに暴風警報が出ないということは,ある程度予測できていたために,目が覚めたのが午前4時であった。

 早速テレビをつけてNHKの放送を見たが,台風の進む速度が遅かったので,当然,警報の放送はなかった。自室のコンピュータの電源を入れて,気象庁のホームページで確認したが,やはり,愛媛県には暴風警報は出ていなかった。

 ホームページに休校の連絡を書く必要はなくなったが,午前8時までに暴風警報が出される可能性はあると判断して,学校に向かった。

 6時に学校に到着してコンピュータの電源を入れた。ところが,インターネットにつながらない。後で分かったことであるが,インターネットの接続会社がメインテナンスの作業を夜中に行ったために,作業が終了し,復旧していたにもかかわらず,校内のインターネット接続が不可能になっていたということだった。

 以前にもこのようなことが何回かあったので,前回の「ひとりごと」の最後の部分で,「いろいろな状況が考えられるので,必ず日誌で知らせるという約束は残念ながらできない。」と付したのである。

 もちろん,「いろいろな状況」の中に,自分が寝過ごして,午前6時前に学校に到着できないという事態も含まれている。

   つづく

暴風警報(2)

続いて9月7日(火)には台風18号が九州に上陸し,愛媛県も暴風圏に入った。この時は,芳野敬三教頭と朝の5時30分に暴風警報の確認をし,教頭から学校の宿直に連絡をするという形を取った。

いつもの癖で,午前2時頃に目がさめてNHKの放送を見たが,暴風警報は出されていなかった。次は午前3時にテレビをつけたが,まだ暴風警報は発表されていなかった。

結局,午前5時の放送で暴風警報が出されたというテロップが流れた。インターネットで気象庁のホームページを確認すると午前4時15分に警報が出されていた。

午前5時30分に教頭と連絡を取り,すぐ学校に向かった。前回の16号台風の時に,休校のことをホームページに掲載したので,18号台風についても,「チュータ日誌」で確認をするご父母や生徒がいるのではないかと思ったからである。

午前6時に休校であることを「チュータ日誌」に書き,アップした。その後20分間に200件を超えるアクセスがあり,驚いた。

どうやら,現在の生徒手帳に書かれている取り決め(下記参照)では,十分に確認できないようである。暴風警報の確認の手段を,増やさなければならない時期になったのかもしれない。次にこのような状況になったとき,「チュータ日誌」をクリックすることも一つの確認方法であることを,頭の片隅に置いていただければよいのではないか。ただし,今後も,できるだけ日誌でお知らせしたいとは思うが,いろいろな状況が考えられるので,必ず日誌で知らせるという約束は残念ながらできない。

                         暴風(雪)警報による休校について

 NHKの放送で,午前6:00から8:30分までの間に,中予地区に暴風(雪)警報が発令されている場合休校になります。また午前6:00の時点で警報が発令されている場合は,上記時間内に警報が解除された場合も休校です。

(生徒手帳 p.21 に記載)

お知らせ

 上記の「暴風(雪)警報による休校について」の文章の中から「NHKの放送で」という部分を削除することに決まりました。


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