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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと(155) ・ 中学部マラソン大会(中1)

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中学部芸術鑑賞(1)

2月12日(土)の午後,中学部の全生徒,約600名と,引率教員15名で,わらび座によるミュージカルを鑑賞するため,県民文化会館へ出かけた。

わらび座は秋田県の田沢湖町に活動拠点を置く劇団であり,「伊予・愛媛・四国の歴史・文化伝統を舞台芸術で発信 愛媛を基点に四国の文化起こしを!!」をキャッチフレーズに,東温市の見奈良天然温泉「利楽」に創設される「愛媛坊っちゃん劇場(仮称)」で活動を計画しているとのことである。

このミュージカル鑑賞の話を受けた時,果たして中1~中3の担任の先生方が賛成してくれるだろうかという思いが,先ず頭に浮かんだ。

「行事教育」,すなわち「感動の教育」の大切さ,特に芸術の面で素養を身に付けることの大切さは分かっているつもりであるが,わたしの記憶にある限り,愛光では,中学生が全員で芸術を鑑賞した経験はなかった。

早速,中学部会のメンバーに相談をし,わらび座から担当者を招いて,部会のメンバー全員で話を伺うことになった。

本校にこの話があった大きな理由の一つは,ミュージカルの作品が「ドクトル長英」で,医学部を目指す生徒が多い本校に良いのではないかということであった。

担当者から話を聞き,その後の中学部会で,「感性の豊かな年頃に,一流の芸術に接することで,教養を高める。」を目的とし,中学生全員に鑑賞してもらおうということに決まった。

12月に行われた職員会に諮った結果,承認され,芸術鑑賞の計画がスタートした。

一番大きな問題は,600名の生徒の輸送計画と座席の割り振りであった。一人ではとても対応できそうもないので,総務副部長の竹内聡先生の力を借りることにした。

輸送については,自転車通学生は自転車で,電車通学生は電車で,寮生はチャーターしたバスで輸送する基本案を作成した。その結果,バスは5台必要になり,JTBにお願いしたところ,バス会社の好意で,費用は5台分で,6台用意してくれることになった。このことで,各学年a組とb組で1台,c組とd組で1台,計6台に分けることが可能になり,生徒たちにとって非常に分かりやすいクラス配分となった。

座席の配分については,竹内先生が作成し,駐輪場や会場の見取図,また注意事項を添えて印刷し,各生徒への配布と注意事項の連絡をクラス担任にお願いした。

1月19日(水)に竹内先生と一緒に県民文化会館へ下見に出かけた。県文の担当者と,バスの進入経路,受付の場所,生徒の会場への入場経路などの打ち合わせをし,最後に駐輪場の下見をして,問題点がないことを確認した。
        つづく

2013年1月

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