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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと(160)

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寮日誌(1)

第7回の「教務のひとりごと」でも触れたが,わたしは22歳で英語の教員になったと同時に,塾(寮)舎監として勤務し,学校で英語を教える仕事と,塾(寮)での舎監業務と二つの仕事に4年間携わった。


この4年間の塾(寮)生活のおかげで現在の自分があると言っても過言ではないほど,1日24時間,生徒と共に過ごした経験から様々なことを学んだ。


そのせいか,愛光に赴任してからも,寮には何となく愛着があり,英語以外の業務のほとんどが寮の指導だったこともあって,足を運ぶことが多かった。


42期を中3から4年間,学年主任として担当したとき,わたしはクラス担任の先生方に「1年間に生徒一人につき5回,個人面談をしてほしい。」ということと,「寮生の面談はできるだけ寮に出かけていって,彼らの部屋でやってほしい。」とお願いをした。


1年間に5回,個人面談をするとなると,これは結構努力の要ることである。


寮での1日の面談が約1.5時間から2時間であるため,1日いくら多くても4~5名までである。寮生が25名いると,約1週間連続で寮訪問をしなければならない。もちろん1週間ぶっ続けで寮を訪問することなど,学校の勤務と合わせて考えると到底無理なことである。しかも,自宅生の面談を昼休みと放課後にしなければならないということが加わるので,クラス全員の面談を終了するのに約3週間はかかる。

   つづく


2013年1月

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