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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと(183) ・ 朝の読書

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高3壮行会と中1生の合唱(2)

 実は,41期生が中1の時,同じように高3生の前で合唱をしてエールを送ったことがある。この時は,まだ,体育館にピアノがなかったためにリコーダーで最初の音をとり,合唱曲を歌った。当時は男子のみであったため,男声2部合唱であったが素晴らしいハーモニーを体育館に響かせたことを記憶している。

 41期生の合唱が終わって高3の担任から,「高3生が感動していました。ありがとうございました。」という言葉を聞き,中1生にそれを告げると,自分たちが5歳年上の先輩の役に立てたことを素直に喜んでいた。

 現在,合唱コンクールは中1で行うことになっているが,必ずしも2学期に実施しなければならないというわけではない。つまり,合唱コンクールは3学期に行ってもよいということである。

 しかし,3学期にコンクールがあると,この1月の壮行会で歌うことはできない。最近では,合唱コンクールを3学期に行うことが多かったこともあって,壮行会で中1生の合唱を高3生に聞いてもらう機会がなかった。上記の41期生の頃は,合唱コンクールは2学期に実施されていた。今年度から2学期の参観日に合わせて合唱コンクールを開くことが中学部会で決まったので,今後は壮行会で毎年中1生の合唱を高3生にプレゼントすることが可能になった。

 壮行会で混声合唱の歌声を高3生に聞いてもらったのは,本校の歴史の中で今回が初めてのことである。正月に入ってから,中1の音楽の授業が一度もなかったために,音楽担当の小田倫史先生は生徒たちの声が出ないのではないかと心配していた。前日に簡単なリハーサルを行ってはいたものの,コンクールの時のような大きな声は出ていなかった。しかし,高3生を激励する歌として立派な歌であったと感じたのは,わたし一人ではなかったと思う。

 48期高3生のセンター試験での健闘を後輩の生徒たちと共に祈りたい。

    おわり

2013年1月

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