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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと(184) ・ 合格者連絡会

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ロブバンクと法教育(1)

 最近,「キャリア教育」という言葉をよく耳にする。これは世の中の様々な分野で活躍している人たちの職業経験を生徒たちに語ってもらい,生徒たちが自分の将来を考える際の一つの指針になるよう,主に講演会形式で行われるものである。

 本校では,これを「ロブ・バンク」と呼んでいる。

 「ロブ・バンク」を本校で最初に計画した芳野敬三教頭は,「ロブ・バンク」について,
 『志を同じにするものの間で,個々人の獲得した知的財産を伝授したり,共有したりすることはできないだろうか。そんな目論見で考案されたのがロブ・バンクである。これは,同窓生による講演や講義活動(Lecture by O.B.)の申し出を学園内に蓄積し,いつでも取り出して実施できるように位置付けたもの(Bank)である。霞ヶ関に就労する卒業生も常時百人を超える。大学の研究室で世界に発信する研究活動に従事するものはさらにその数を上回る。社会の良きリーダーを育成するという建学理念は,着実に実現されつつある。日本の最先端が何を考え,何を具現化しているのか,その語り部に本校の卒業生が多くいる。現在,少なくとも中学部各学年においては,年間2回の実施を計画している。』
と述べている。

今年は,中1が16期卒業の近藤史人氏と5期卒の松野元氏,中2が20期卒の加藤正隆氏と25期卒の竹内豊氏,中3が松野元氏と31期卒の中村真二氏を招いて,ロブ・バンクを実施した。

 ロブ・バンクは,上記の芳野教頭の言葉から分かるように,本校の卒業生に講演を依頼するために組織されたものであるが,図書館主催の「出前講義」のように,学外から講師を招聘する場合もある。

  つづく

2013年1月

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