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チュータのひとりごと

チュータのひとりごと 第196回 文化祭・体育大会慰労会

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文化祭・体育大会慰労会

 

毎年,文化祭,体育大会が終わった後,教職員の慰労会を行うことにしている。

今年も市内のホテルであったが,その際,恒例として最初に理事長が挨拶し, 続いて学校長が挨拶することになっている。

この挨拶でわたしは次のような話をした。

 

「皆さん,文化祭,体育大会の2大行事,本当にご苦労様でした。体育大会の挨拶でも述べましたように, 行事は「感動の教育」を行う場です。生徒が味わう感動や感激が大きいか,小さいかは,準備作業にかかっているような気がします。

この準備作業には,当然,教員がかかわらなければなりません。教員がかかわるからこそ,行事教育, 感動の教育と言える,つまり,教育という言葉を用いることができるのだと思うのです。

 今年の文化祭,また体育大会,いずれも,先生方が目に見えるところ,また目に見えないところで, 生徒と様々なかかわりを持っていただき,感謝しています。

先生方が生徒とかかわりを持っていただいたことは,生徒が一番よく分かっていることと思います。

行事だけではなく,授業や学校のあらゆる活動において, 教員の指導やかかわりを生徒がどのように受け止めているのか,どのように感じ取っているのか,この点を理解しておくことが, われわれの教育において非常に重要なことだと強く感じています。

今後も先生方が生徒とのかかわりを深めていただくことをお願いして,簡単ではありますが, 開会の挨拶といたします。」

 

文化祭は生徒部の教員を中心に,体育大会は体育科の教員を中心に実施される行事であるが, 細部では多くの教員が関わり,運営されている。このように考えると,二つとも,本校の教職員と生徒との総合力, つまり学校力が試される行事と言えよう。

2013年1月

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